経産省、未来の教室とEdTech研究会の第1次提言公表
リセマム2018年6月25日(月)18時45分
経済産業省の教育に関する有識者会議「未来の教室」とEdTech研究会は2018年6月25日、第1次提言を公表した。EdTechを用いた教育イノベーションの動向や課題などを24ページにわたってまとめている。
経済産業省は、「第4次産業革命」「人生100年」の時代に対応した人材育成の課題と方向性を整理するため、「『未来の教室』とEdTech研究会」を2018年1月に設置。研究会では、学校教育・企業研修等の現場が目指すべき「未来の教室」の姿、そのために必要なEdTech(革新的な教育・人材開発技法)の開発、教育現場での導入・普及、海外市場展開の課題などについて検討している。
第1次提言では、全4回の研究会と全5回のワークショップにおいて議論した内容を踏まえ、委員・専門委員、現役の中学生・高校生・大学生たちの考える2030年頃には「日本全国でこんな学び方が当たり前になっていてほしい」と考えるイメージについて、問題意識と理想を束ねた「ラフ・スケッチ(粗い仮説)」を描いた。
また、アメリカや中国、オランダ、イスラエル、シンガポールの事例をもとに、EdTechを用いて世界各国で急速に進む教育イノベーションの動向や、日本でこうした学び方を実現するために解決が必要になる諸課題を列挙した。
第1次提言をたたき台として、「未来の教室」実証事業のプロジェクトを2018年7月より本格的に開始する。その過程で浮上する新たな課題への対応を含め、第2次提言に向けた検討を進めていくとしている。
経済産業省は、「第4次産業革命」「人生100年」の時代に対応した人材育成の課題と方向性を整理するため、「『未来の教室』とEdTech研究会」を2018年1月に設置。研究会では、学校教育・企業研修等の現場が目指すべき「未来の教室」の姿、そのために必要なEdTech(革新的な教育・人材開発技法)の開発、教育現場での導入・普及、海外市場展開の課題などについて検討している。
第1次提言では、全4回の研究会と全5回のワークショップにおいて議論した内容を踏まえ、委員・専門委員、現役の中学生・高校生・大学生たちの考える2030年頃には「日本全国でこんな学び方が当たり前になっていてほしい」と考えるイメージについて、問題意識と理想を束ねた「ラフ・スケッチ(粗い仮説)」を描いた。
また、アメリカや中国、オランダ、イスラエル、シンガポールの事例をもとに、EdTechを用いて世界各国で急速に進む教育イノベーションの動向や、日本でこうした学び方を実現するために解決が必要になる諸課題を列挙した。
第1次提言をたたき台として、「未来の教室」実証事業のプロジェクトを2018年7月より本格的に開始する。その過程で浮上する新たな課題への対応を含め、第2次提言に向けた検討を進めていくとしている。
Copyright (c) 2018 IID, Inc. All rights reserved.
「経産省」をもっと詳しく
「経産省」のニュース
-
核ごみ、調査計画作成へ 経産省、佐賀県玄海町の文書受領5月20日15時19分
-
24時間全科目の学習サポートを実現する「クイックティーチャー」、経産省「働き方改革支援補助金2024」に採択決定!無償導入を希望する高等学校の募集を開始【5月28日(火)締切】5月18日17時46分
-
原発と再エネ「最大限活用」 経産省、基本計画の見直し着手5月15日19時24分
-
経産省「令和5年度流通・物流の効率化・付加価値創出に係る基盤構築事業(物流施設の自動化に資するロールボックスパレットのモデルケース創出)」において共同実証を実施5月13日12時46分
-
ベータ研究所、経産省「働き方改革支援補助金2024」事業者として採択5月13日11時16分
-
読み放題型電子図書館『Yomokka!』/オンライン事典サービス『Sagasokka!』が経産省「働き方改革支援補助金2024」に採択決定!無償で導入を希望する学校の募集を開始【5月17日(金)締切】5月9日18時16分
-
コージェントラボ、次世代AI OCR「Smart Read」にて、 経産省の働き方改革支援補助金2024事業者として採択されました5月8日11時46分
-
企業統治改革の課題検証へ 経産省、成長投資促す5月7日17時18分
-
「東京かあさん」が経産省主導の家事支援サービス福利厚生導入実証事業に参画5月7日16時16分
-
経産省「公平性の観点から年齢だけに着目した選定はしない」気候変動対策の議論に若者の参加を求める院内集会で5月2日18時4分