久保建英、アラベス戦でチーム最高評価 試合後にはラフプレーへの苦言も

2024年1月3日(水)17時51分 ココカラネクスト

久保の存在感は増すばかり。それだけ相手のマークもきつくなる(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英は現地時間1月2日(日本時間3日)に行われたラリーガ第19節、ホームでのアラベス戦に先発出場。この日も序盤からドリブルでチャンスを演出し、クロスバー直撃のシュートも放つなど、攻撃を牽引した。試合は1-1の引き分けに終わっている。

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 前半に退場者を出し、さらに後半に先制点を許すなど、苦しい戦いを強いられていたレアル・ソシエダは0-1で迎えた後半アディショナルタイム、相手ゴール前で混戦からこぼれたボールをマルティン・スビメンディが押し込み、辛くも勝ち点1を得る結果となった。

 主に右サイドを中心に後半48分までプレーした久保には、この日も高い評価が送られている。

 スペインメディア『as』では、「アラベスの守備陣にとって常に厄介者であり、特に終盤は、クロスバーが震えるほどのシュートでゴールに迫るまで主張を止めなかった」と振り返っている。

 さらに、スポーツサイト『EL DESMARQUE』による、選手個々の採点ではチーム最高となる「8」を与えた。その上で「レアルのベストプレーヤー。最高のチャンスは彼のブーツから生まれた。守備でも堅実だった。92分にはクロスバーを叩いた」と背番号14の攻守での動きを絶賛している。

 アジアカップ日本代表にも選出され、この試合を最後に一旦、クラブを離れる久保。現地の評価の通り、相手の大きな脅威となっていたものの、前節のカディス戦に続き、この日もラフプレーに苦しんだ。後半5分には相手陣内で後ろからのタックルを受け、グラウンド上で治療を受ける場面もみられた。

 久保は試合後のインタビューで、度重なるファールについてコメントしており、『MUNDODEPORTIVO』が伝えている。試合後、同メディアは「アジアカップを目前に控えたクボは、一部のライバルの暴力行為について不満を漏らした」と綴っており、久保による「意図的ではないと思うが、私に多大な危害を加えている人たちがいる。もう少し守ってもらわないといけないと思う」などのコメントを掲載した。

 目に余るほどのラフプレーにも苦しめられながら、試合出場を続けている久保。今後は、日本代表の一員としてアジアカップでタイトル奪還に挑む。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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