バレンティーノ・ロッシがガルフ12時間を欠場、コロナ感染者と濃厚接触で自宅隔離に。MotoGPライダーのマリーニは参戦

2022年1月6日(木)16時37分 AUTOSPORT web

 1月5日、ケッセル・レーシングは、バレンティーノ・ロッシが新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者にあたる可能性があるため、四輪耐久レースの『ガルフ12時間』を欠場することになったと発表した。


 ロッシは1月6〜8日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催されるガルフ12時間に参戦する予定だった。例年このレースにはケッセルと組みフェラーリ488 GT3エボで挑戦しており、今年もMonster VR46 Kessel Racingとしてロッシの異父弟でMotoGPライダーのルカ・マリーニと、自身のマネージャー、アレッシオ・サルッチ(ウーチョ)とともにエントリーしていた。


 昨年はバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催され、GT Pro-Amクラスで3位、総合4位でフィニッシュしている。しかし、ロッシが新型コロナ感染者の濃厚接触者にあたるとして、イタリアで自宅隔離をしているため、ガルフ12時間に参加できないこととなった。

バレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)/2021MotoGP第18戦バレンシアGP


 二輪レースであるロードレース世界選手権の最高峰MotoGPクラスで7度、125ccと250ccクラスを含め通算9度のチャンピオンに輝き、2021年シーズン限りで26年のキャリアに終止符を打ったロッシ。今季からは、四輪レースに参戦していくとしていたが、MotoGP引退後の最初のレースには出場できなくなった。


 ガルフ12時間には、マリーニとウーチョ、ロッシの代わりにデビッド・フマネッリのトリオで参戦することになる。今年はGT3車両12台、GT4車両3台の合計15台が参加する同レース。ロッシは不在となるが、Monster VR46 Kessel Racingはどの位置でフィニッシュするだろうか。

バレンシアでアウディR8 LMSをドライブしたバレンティーノ・ロッシ
ルイス・ハミルトンとバレンティーノ・ロッシがマシン交換

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