TOHO Racing、JSB1000は清成龍一、ST1000は國峰啄磨を継続起用。目標は2クラス制覇/2023年全日本ロード

2023年1月6日(金)9時3分 AUTOSPORT web

 1月6日、全日本ロードレース選手権に参戦しているTOHO Racingは、2023年シーズンにおけるチーム体制を発表した。清成龍一がJSB1000クラス、國峰啄磨がST1000クラスに継続参戦して2クラス制覇を目指す。


 TOHO Racingは東広島を拠点に活動しているレーシングチームで、全日本ロードや鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦しているプライベーターだ。


 山口辰也をメインライダーとして2011年から活動を開始させ、初年度にST600クラスでチャンピオンを獲得。翌2012年から2017年までは山口とJSB1000クラスを戦い、2012年に最高リザルトのランキング3位を獲得した。


 また、鈴鹿8耐にも2011年から2017年まで参戦を継続して、2012年には山口、高橋裕紀、手島雄介の3人のライダーで総合2位の表彰台を獲得した。


 2018年からはロードレースの活動を一時休止したが、2020年から國川浩道と國峰を起用して再び全日本ロードに参戦している。


 ST600クラスでは國峰が2021年にランキング6位となり、2022年からST1000クラスにステップアップして國川とともにエントリーした。同2022年には清成龍一がTOHO Racingに移籍してJSB1000クラスにフル参戦したが、開幕前の怪我で前半戦の欠場を余儀なくされる。

2022鈴鹿8耐:國峰啄磨(TOHO Racing)


 その間、國峰がJSB1000クラスで清成の代役を務め、その経験を活かしてST1000クラスでは優勝を果たすなどの活躍を見せてST1000ルーキーながらランキング2位となった。


 清成は夏の鈴鹿8耐から復帰し、國川、國峰とともに5位と上位リザルトを獲得。最終戦鈴鹿では3レース中2レースで3位表彰台に上り復調の兆しが見えた。


 そんなTOHO Racingは2023年もJSB1000に清成、ST1000に國峰を継続起用。チームは「ダブルエースで2クラス制覇を目指す!」と目標を掲げている。


 マシンは両ライダーともにホンダCBR1000RR-Rを駆るが、清成はブリヂストンタイヤ、國峰はST1000でワンメイクのダンロップタイヤを使用する。また、2023年も鈴鹿8耐に出場予定だ。

2023年も全日本ロードJSB1000に参戦する清成龍一(TOHO Racing)


■清成龍一
「2022年からTOHO Racingに加わらせていただいたのですが、開幕前の転倒で怪我をしてしまい思うように走ることができずチームや応援してくださっている皆さんに申し訳ないシーズンになってしまいました。実質、後半の3戦しか走ることができませんでしたが、その中でバイクのセットアップを進め、ライディング面も合わせてよくなってきていたので、2023年シーズンが楽しみです。初心に戻り貪欲に取り組んでいきます」

2023年も全日本ロードST1000に参戦する國峰啄磨(TOHO Racing)


■國峰啄磨
「まずは2023年もTOHO Racingで走れることを福間代表を始めチームの皆さんに感謝いたします。2022年は、ST1000ルーキーとして初めて尽くしのシーズンでした。その中で、いろいろ吸収してチャレンジしていくうちについてきた結果でしたし、ランキング2位になれたのはチームのおかげです。2023年は、2022年に学んだことを生かして、一戦一戦優勝を、そしてチャンピオンを狙っていきます」


■福間勇二代表
「2023年も引き続きJSB1000クラスに清成龍一、ST1000クラスに國峰啄磨を起用して全日本ロードレース選手権にフル参戦します。清成は2022年開幕前に負傷してしまい、シーズン後半戦からの復帰になりましたが、最終戦は表彰台に上がる走りを見せてくれたので、2023年が今から楽しみです。國峰は2022年に大きく成長しST1000でのルーキー・オブ・ザ・イヤー、ランキング2位を獲得。2023年は、さらなる激戦が予想されるST1000クラスですが、頂点を目指していきます。鈴鹿8耐も2022年は5位という結果でしたので、2023年こそ表彰台に上がれるように取り組んでいきます。2023年シーズンのTOHO Racingにご期待ください」

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