スーパーフォーミュラ:バトル増加の起爆剤。2018年はシリーズ全戦が2スペックタイヤ制に

2018年1月11日(木)13時21分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は1月11日、2018年シーズンのシリーズ全7戦で『2スペックタイヤ制』を導入すると発表した。


 スーパーフォーミュラの2スペックタイヤ制は2016年にワンメイクタイヤサプライヤーがヨコハマタイヤに変更されると、同年の第4戦もてぎで試験導入され、2017年も第4戦もてぎ、第5戦オートポリスでも導入されたもの。


 レースウィーク中、『ソフト』と『ミディアム』という性能の異なる2種類のタイヤを供給することで、各チームの戦略に幅が生まれ、予選の組み立て方に変化が出たほか、レース中はオーバーテイクやバトルが増加するなど、見ごたえあるレース展開に寄与していた。


 この結果を踏まえ、JRPは「『2スペックタイヤ制』がシリーズの魅力向上につながる重要な施策である」と位置づけ、2018年はシリーズ全7戦で2スペックタイヤ制を導入すると決定したという。


 なお、2017年12月に鈴鹿サーキットで行われたエンジンメーカー/ルーキーテストでも、コンパウンドの異なるタイヤのテストが行われていた。


 2017年に2スペックタイヤ制が導入されたもてぎ大会とオートポリス大会では、どちらも内容の濃いレースが行われた。2018年は、全大会で同様の濃密なレースを見ることができそうだ。


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