日本代表の2列目を彩る“フランストリオ”…南野拓実「それぞれの特徴は理解しているつもり」

2024年1月14日(日)6時31分 サッカーキング

カタールで調整を続ける南野拓実 [写真]=AFC

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 AFCアジアカップカタール2023の初陣を14日に控える日本代表。FW南野拓実(モナコ/フランス)が13日の前日練習終了後、翌日のベトナム代表戦に向けた意気込みを語った。

 現在の自身コンディションについては「日本での準備期間でしっかりとトレーニングを積めましたし、タイ代表戦もあったので、万全です」と自信を示す。ベトナム代表戦では2列目の並びが左から中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)、南野、伊東純也(スタッド・ランス/フランス)の“フランストリオ”という並びが予想される中、「1回フランス組でプレーしてることもあり、それぞれの選手の特徴っていうのは理解してるつもりなんで、最終的にどのようなメンバーになるのかわからないですが、誰が入っても良いコンビネーションを出せるようにしたいです」と意気込みを語った。

 南野は中村については、代表で共にプレーしたことで「シュートうまさとか、ポジショニング、技術の高さっていうのはすごく感じましたた」と素直な印象を口に。一方で、“第1次森保JAPAN”時代からも苦楽を共してきた伊東についても、「純也くんはもう言わなくてもわかるというか、この代表チームでも1つずば抜けていて、攻撃を引っ張っていく存在の1人」と賛辞を惜しまない。

 そのような2名と2列目を構成する上で、南野は「そういう中で自分の良さを出しつつ、今のところは誰が入っても良い融合は見せられると思います」と力強く発する。一方で、チーム全体を見据えながら「僕たち3人だけじゃなく、どのような選手が出ても高いレベルを示せるように。長期戦というか短期決戦ですけど、いろいろなメンバーが活躍できるような場面が増えていけば」とも話した。

 初陣の相手はベトナム代表。南野は「どんな相手でも、このような大きい大会の初戦っていうのはすごく難しくなり得るシチュエーションだと思っています」と気を引き締める。「もしかしたら僕たちがボールを支配する状況になるかもしれないですが、それでも不用意な連続したミスから失点に繋がる。そうするとすごく試合展開が難しくなる」と語った南野は「僕らがドイツ相手にW杯やっていたような展開に(ベトナム代表が)持ち込む可能性もあり得るので」と、FIFAワールドカップカタール2022の初戦だったドイツ代表戦のような状況も想像している。「しっかりまずは自分たちのできることしっかりフォーカスします」と述べ、「まずは先制点。そういう初歩的なところというか、やるべきことをしっかりやるっていうところがまずは一番大事なところじゃないかな」と試合を見据えた。

サッカーキング

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