トヨタ、GRシリーズの頂点に君臨する第2弾モデル『マークX”GRMN”』を投入

2019年1月16日(水)17時25分 AUTOSPORT web

 2015年にも台数限定で投入された第1弾モデルに続き、TOYOTA GAZOO Racingが手がけるスポーツカーシリーズ”GR”の頂点に立つ数量限定モデル『トヨタ・マークX“GRMN”』が登場。今回も350台限定販売となり、1月11日より受注受付が開始され3月11日より全国のGR Garage(GRガレージ)を通じてデリバリーが開始される。


 2015年に限定100台で発売され高い評価を得た初代から約3年の歳月を経て進化した『マークX“GRMN”』の2代目は、「FRセダンのマニュアル車」に期待される走りの性能をさらに磨き上げ、350RDSグレードをベースに6速マニュアルトランスミッションとV6の3.5リッター自然吸気2GR-FSE(318PS/380Nm)を組み合わせることで、FRスポーツならではの性能が追求された。


 1月11〜13日に千葉県の幕張メッセで開催された東京オートサロン2019にも出展された『トヨタ・マークX“GRMN”』は、快適なシフト操作を実現するためにリヤデファレンシャルギヤ比の変更や操作系のチューニングを実施。トランスミッションとのマッチングを図るため、エンジンの出力制御特性などの専用チューニングも施されている。


 また、先代モデルのハイレベルなボディ剛性をさらに高めるため、『LF-A』を筆頭にトヨタ歴代のスポーツモデルを造り込んだ愛知県の元町工場にて、全252カ所にもおよぶスポット溶接打点の追加を実施した。

350RDSグレードをベースに6速マニュアルトランスミッションとV6の3.5リッター自然吸気の2GR-FSE(318PS/380Nm)を搭載
専用6速マニュアルトランスミッションは最終減速比を3.615に設定。快適なシフト操作を実現した


 さらに新開発のショックアブソーバーを用いた専用のサスペンションやEPS(エレクトリック・パワー・ステアリング)のチューニングと併せて、意のまま、思いのままとなるレスポンスを実感できるモデルに仕上がっている。


 エクステリアではフロントバンパーなど光輝部品加飾のダーク化、大型バッフル採用の4本出しマフラー、19インチBBS製鍛造アルミホイール&前後異サイズタイヤといった専用装備をはじめ、リヤスポイラー、フロントのみGRロゴ付きのホワイト塗装ブレーキキャリパー&スポーツブレーキパットなど、GRセダンの頂点にふさわしいデザインやパーツ類を採用。


 インテリアはカーボン調加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネル、ウルトラスエード表皮の専用スポーツフロントシートなど、ブラックを基調とし走る気分を高める空間とした。


 さらに、ルーフパネルにCFRP素材を用いて軽量化を図ったカーボンルーフパネルを27万円のオプションで設定。重心上部において10Kgの軽量化を図り、低重心化も果たすことでより俊敏な走りを楽しむことが可能となっている。


 ボディカラーは有償色のホワイトパールクリスタルシャイン、プレシャスブラックパールを含む全5色が設定され、価格は513万円。成約順での限定販売となっている。

カーボン調加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネルを採用
ウルトラスエード表皮の専用スポーツフロントシートも装備。注文期間は9月30日(月)まで

公式サイト: https://toyota.jp/markx/


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