2025年のスーパーフォーミュラに向け12チーム21台がそろう。未定のシートは3席プラス......?

　12月25日、TOYOTA GAZOO Racingは2025年の国内参戦体制について発表し、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する7チーム13台の顔ぶれが発表された。すでに12月11日にはホンダ／HRCから5チーム8台のうち5名が発表されており、2025年はまずは21台がそろうことになった。

　2024年も多くのドラマが生まれたスーパーフォーミュラ。2025年に向けては、ホンダ／M-TEC HR-417E使用チーム、トヨタ／TRD TRD01F使用チームからそれぞれの体制発表が行われ、21台の顔ぶれのうち18台のドライバーが決定した。KDDI TGMGP TGR-DCの参戦やザック・オサリバンの参戦など、新たなトピックスがありそうだ。

　まだ決定していないのは、ホンダ／M-TEC HR-417E使用チームのうちの3台。ThreeBond Racing、San-Ei Gen with B-Max、PONOS NAKAJIMA RACINGの1台だ。ただ、この3台については、12月11〜13日に行われた鈴鹿公式テストでそれぞれ1名しか乗車していない。通常、この時期のテストで1台に1名しか乗車していない場合は、翌年のシートが“ほぼ確定”であることが多い。

　このテストの顔ぶれのままいくと、ThreeBond Racingは三宅淳詞、San-Ei Gen with B-Maxは小出峻、PONOS NAKAJIMA RACINGにはイゴール・オオムラ・フラガが乗り込む可能性が高い。そのままシートに結びつくならば、2025年の顔ぶれは“ほぼ”揃ったといえるだろう。

　ただここへきて、この21台とは別の参戦の噂もおぼろげながら存在している。参戦に結びつくかは分からないが、まだ未定の3つのシートの動向含め、2025年の公式テストまでまだ目を離すわけにはいかなさそうだ。

2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権
参戦ドライバー一覧（編集部まとめ）

※☆：ルーキー　△：復帰　◇：移籍
※12月11日のホンダ／HRCの発表、12月25日のTOYOTA GAZOO Racingの発表をもとにまとめ
※ホンダ／M-TEC HR-417E使用チームのカーナンバーは2024年のものから推測

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