B1リーグ・シーホース三河、川崎にも敗れ2023年初白星を逃す
2023年1月19日(木)17時1分 ココカラネクスト
シーホース三河は、1月18日(水)のナイトゲーム、中地区首位の川崎ブレイブサンダースと敵地の川崎市とどろきアリーナで対戦した。
第1Qは重い立ち上がり。開始3分で1−9とリードを許すと、オルストン、角野が3Pシュートを決めるも、川崎・ジャニング、ファジーカスに次々と3Pシュートを許し、15−27で終了。
第2Qはガードナーの3Pシュートで先制、ローレンスもファストブレイク、リバウンドで連続得点を挙げるが、川崎もヒースのリバウンド、ヤングジュニアのミドルシュートなどで応戦。終盤にきて、川崎・ジャニングの連続3Pシュートで突き放され、28−45でハーフタイムに突入する。
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巻返したい第3Q、ガードナーのフェイダウェイで先制すると、粘り強いディフェンスで川崎のリズムを狂わせる。西田が起点となり、3Pシュート、西田とガードナーの2メンゲームで得点を重ね、56−62と追い上げて終了。
最終第4Q、川崎は勢いを持続し、柏木、西田が立て続けに3Pシュートを決め、開始1分で62−62の同点に追いつく。しかし川崎・ファジーカス、ヒースの連続3Pシュートで引き離され、篠山にもボーナススローを許し、再び2桁リードとされてしまう。それでも残り2分にローレンスのバスケットカウントで2点差まで迫ったが、反撃はここまで。最後は川崎に再び得点を許し、74−86で敗戦。2023年初勝利をまたも飾れなかった。
—試合結果—
2023年1月18日(水)
川崎 〇 86 – 74 ● 三河
(三河通算成績 10勝20敗)
1Q 川崎 27–15 三河
新加入オルストンが先発。角野が積極プレーで牽引
スターティング5は、#10オルストン、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。昨日加入した#10オルストンがスターターに抜擢される。
重い立ち上がりとなり、開始3分で9-1とリードを許す。#18角野のキックアウトから#10オルストンが挨拶がわりの3Pシュートを沈めると、#18角野も#54ガードナーのパスを受けてオープン3Pシュートを射抜く。角野は#32シェーファーのレイバックをアシストしてオフェンスを牽引するが、川崎#23ジャニング、#22ファジーカスに次々と3Pシュートを決められて点差を縮めることができない。
残り3分、#22ファジーカスのミドルシュートで22-11と二桁リードを作られる。それでも#54ガードナーのリバウンド、#7長野のファストブレイクで一桁点差のまま食らいつくが、川崎#2ヤングジュニアに3Pシュートを決められ、12点のビハインドで1Qを終える。
2Q 川崎 45–28 三河(川崎 18–13 三河)
一桁点差で追随するも、終盤突き放されて17点のビハインド
スタートは、#1中村、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#21橋本、#54ガードナー。
#54ガードナーの3Pシュートで先制。#9ローレンス Ⅱがファストブレイク、リバウンドと連続得点を挙げるが、川崎#35ヒースのリバウンド、#2 ヤングジュニアのミドルシュートで返上され、一桁・二桁差を行ったり来たりする展開が続く。
川崎#13前田のアウトサイドシュートで35-22と抜け出されるも、#9ローレンス Ⅱがセカンドチャンスでつなぎ、残り4分に#19西田がスティールから走って9点差に押し返す。しかし残り2分半から川崎#23ジャニングの連続3Pシュートなど10-2のランで突き放され、17点差でハーフタイムを迎える。
3Q 川崎 62–56 三河(川崎 17–28 三河)
西田が14得点、ガードナー9得点で猛追、6点差に迫る
スタートは、#10オルストン、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーのフェイダウェイで先制。粘り強いディフェンスで川崎のリズムを狂わせ、開始2分半に#10オルストンのキックアウトから#32シェーファー、コーナーの#19西田と展開し、#19西田が3Pシュートで仕留めて反撃の口火を切る。
さらに#19西田のカットイン、#19西田と#54ガードナーが2メンゲームで得点を重ね、開始4分に交代したばかりの#3柏木が3Pシュートを決めて追撃の勢いを加速させる。
川崎は#23ジャニングの3Pシュートで対抗するが、#19西田のアタック、#54ガードナーのフリースロー、バスケットカウントで点差を詰めていく。#19西田が再びドライブでインサイドを切り崩し、#10オルストンのミドルシュートで6点差に迫る。
4Q 川崎 86–74 三河(川崎 24–18 三河)
同点に追いつくも、逆転できず惜敗
スタートは、#3柏木、#10オルストン、#19西田、#21橋本、#54ガードナー。
3Qの勢いを継続。#3柏木と#19西田が立て続けに3Pシュートを決めて、開始1分に62-62の同点に追いつく。川崎#35ヒースの3Pシュートで突き放されるが、すぐに#54ガードナーが3Pシュートで譲らない。
川崎#22ファジーカス、#35ヒースの連続3Pシュートで引き離され、残り4分に#7篠山のボーナススローで76-66と再び二桁リードを築かれる。それでも#9ローレンス Ⅱがオフェンスリバウンドで粘って#19西田の3Pシュートにつなげ、残り2分に#9ローレンス Ⅱのバスケットカウントで2点差に肉薄。最後まで追い上げを図ったが、川崎#22ファジーカスのリバウンド、#0藤井、#23ジャニングのフリースローで逃げ切られた。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
入り方が非常に悪く、途中カムバックしたのですが。アシストもあり、ターンオーバーも少なかったのですが、シュートが相手より入らなかったことが残念だったと思います。
川崎さんは特に外国籍選手がいい感じで得点をとる中で、ダバンテ・ガードナー選手と西田優大選手だけ、という形になってしまったのが厳しかったです。