ソン・フンミン、執念ドローも「満足できない」 日本が2位通過なら16強は“日韓戦”か、それとも…?

2024年1月21日(日)10時4分 サッカーキング

韓国代表の“エース”ソン・フンミン(左) [写真]=Getty Images

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 韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム/イングランド)が、土壇場で2−2のドローに持ち込むなど苦戦したヨルダン代表戦後にコメントを残した。21日、韓国メディア『news1』が伝えている。

 韓国代表は20日、AFCアジアカップカタール2023のグループE第2節でヨルダン代表と対戦。前半を1−2と1点ビハインドで折り返す苦しい展開になるも、後半アディショナルタイムにMFファン・インボム(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア)がシュートを放つと、これがヨルダン代表のオウンゴールを誘って2−2の同点に追いつき、引き分けで試合を終えた。

 ソン・フンミンは、PKで先制点をマーク。重圧のかかる場面で“パネンカ”(ゴール中心に向かってチップキックと同じ要領で柔らかく蹴り込むテクニック)を成功させる強心臓ぶりだった。だが、『news1』によると、韓国代表のエースは「満足できない」と、結果に不満を示した模様だ。

「アジアカップでは簡単な試合など絶対にない。今日は不運にも勝てなかったけど、これからも勝利に向けて努力し続けるだろう」

「どんなチームでも危機に直面することがある。今日の試合もそういったものだったが、すでに終わったことさ」

 韓国代表が白星を獲得できなかったことで、グループEは大混戦に。首位のヨルダン代表と2位の韓国代表が勝ち点『4』で並び(得失点差で韓国代表が下回る)、3位のバーレーン代表も勝ち点『3』で追いかけている。一方、日本代表は19日、グループD第2節のイラク代表戦に1−2で敗戦。グループステージ首位通過の可能性が消滅し、最終節のインドネシア代表戦に2位通過の望みを託すことになった。仮に2位抜けだった場合はラウンド16でグループEの1位と対戦するため、決勝トーナメント初戦で“日韓戦”が実現する可能性もあるなか、混迷のグループEをバーレーン代表が首位突破することも十分に考えられる。バーレーン代表は、ヨルダン代表との最終節で勝利し、かつ韓国代表がマレーシア代表に引き分け以下となった場合、勝ち点を『6』に伸ばして首位突破できる。

 日本代表にとっては、最終節のインドネシア代表戦に勝利することが必須のタスクであることに変わりはないが、韓国代表のドロー決着は森保ジャパンの今後の行方に大きな影響を与えるかもしれない。

サッカーキング

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