16強進出を決めた森保ジャパン ブラジルメディアは3得点を生んだ上田綺世を「得点王候補」と高評価

2024年1月25日(木)8時9分 ココカラネクスト

上田が開始早々にPKを獲得し、試合の流れを引き寄せた(C)Getty Images

 日本代表は現地時間1月24日、カタールで行われているアジアカップのグループステージ最終戦でインドネシア代表と対戦、3-1で勝利しグループD2位で決勝トーナメント進出を決めた。日本は今大会初スタメンの上田綺世が全得点に絡む活躍をみせた。

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 イラク戦から先発メンバー8人を変更して臨んだ日本は開始6分、上田が相手ディフェンスとの競り合いからPKを獲得し、これを自分で決め先制点をもたらす。前半を1-0で折り返すと、追加点も上田により生まれた。後半7分には左サイドからの堂安律によるクロスボールをダイレクトで押し込み2点目。

 さらに後半43分にも伊東純也のパスを受けた上田がゴール前に流し込むと、これが相手のオウンゴールを誘発、日本が3点目を挙げた。アディショナルタイムでインドネシアにゴールを決められるも、3‐1で試合は終了。日本は今大会2勝目、グループD2位を確定させている。

 2戦目のイラク戦敗戦からの嫌な雰囲気を白星という結果で払拭した日本代表の戦い、さらにストライカーの奮闘は海外メディアも報じている。ブラジルニュースサイト『globo.com』が試合終了後、この試合の戦評を公式サイト上で伝えており、「日本はこのアジアカップでまだ完全に納得のいく結果を残せていないが、今日は今大会これまでで最高のパフォーマンスを見せ、インドネシアを3-1で破り、グループDの2位でラウンド16への出場を決めた」と報じた。

 また、3得点を呼び込んだ上田には、「このフェイエノールトのセンターフォワードは今大会3ゴールを挙げている」「今大会の得点王候補」と称えており、全選手の採点では最高となる「7.5」と評価。「センターフォワードの役割を果たし、最も重要なことであるゴールを決めた」として、このゲームのマン・オブ・ザ・マッチに選んでいる。

 同メディアは、大きくメンバーを入れ替えた森保一監督の采配にも、「チームのローテーションにより、3試合中フル出場したのはザイオン・スズキとワタル・エンドウだけだった。チームは大きな消耗もなくグループステージを突破した」として、大会全体を見据えた上での選手起用だったと評している。

 頼れるストライカーの活躍、そして多くの選手の躍動もありベスト16進出を決めた森保ジャパン。負けが許されないノックアウトステージの戦いでも総力戦で臨み、3大会ぶりの頂点を目指す。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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