健康スポーツを続ける極意

疲労の余韻が励みにつながる

　正直言って、ジョギングの名残を翌日に感ずる。引きずることが多いのです。

ジョギング直後の疲れと翌日の疲労感は違うのです。感じ方が違う倦怠感が翌日になってやって来る。特に脚部のだるさは否めません。

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けど前向きに捉えています。「昨日もしっかり有酸素運動したぞ！」と、倦怠感を覚えるたびに思うのです。満足感は自己肯定感につながり、一番大切な継続的運動習慣を身に付けることができるのです。

ジョギング最中の視線。私はジョギングの大半を、前方約２メートル前の地面に注いでいます。ずっと先を見据えて走っていると辛くなるから。「あぁ〜。ずっと先に見える、あの信号機を曲がらないとその先まで行けない。頑張って辿り着いても、そのまた先がある。今日のジョギングのフィニッシュ地点はまだまだ遠いなぁ・・・。」と、余裕などなくなってしまいます。そんなジョギングはいささかも楽しくない。健康に良いはずの有酸素運動が、逆にからだに悪く働いてしまいそうです。

だから、取り敢えず近くに視点を置いて、１歩１歩コツコツ進むのです。私自身の生き方を映しているのかもしれません。

そうしたジョギングは頭の中を空っぽにしてくれる。時折インスピレーションが閃いたりするのです。

そんなこんなでその日のジョギングが終わる。やっぱり走ってよかったな！と満足する。しばらく充実感の余韻に耽るのです。

そして湯船に浸かりながらの脚マッサージは心地よい。ハムストレングスや大腿四頭筋、要するに太ももの筋肉。そして、ふくらはぎ（下腿三頭筋）へのマッサージ。ふくらはぎにあるヒラメ筋は、長距離走で特に活躍し、遅筋細胞が多く含まれている。マラソンランナーが発達している部位です。（※）だからヒラメ筋も入念に揉み解します。素人のメンテナンスですが、やらないよりはマシだと思っています。

残念なことに疲労感は残ります。けど酷くはありません。

ジョギング歴が優に１０年を超えた私です。年を取ったからなのか？運動後の筋肉痛や倦怠感が、時間差で襲ってくるようになりました。ジョギング翌日の階段の上り下りで、つくづくそう思うのです。

だけどプラス思考を働かす。

筋肉痛や気だるい感じが何ともイイ。そう思うと、これでまた運動習慣を続けることができる。からだの錆を落としたぞと建設的に捉えることができます。自虐行為に没頭していると誤解しないで下さいね。（笑）

次回のジョギングまで、きっとデトックス効果が持続するはずだ。健康に良い運動・健康スポーツをおススメします。

次の日になっても残る程よい疲労感は、ジョギングに限らず健康スポーツを続ける極意なのかもしれません。

【出典】
（※）２０２３年６月２２日JST新技術説明会　東京都立大学ヘルスプロモーションサイエンス学域　眞鍋康子

[文：健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。