GT SPORTの『SUPER GT ヴァーチャルシリーズ J SPORTS GP』開催。リアルドライバーが覇を競う

2022年1月26日（水）14時36分　AUTOSPORT web

　1月29日（土）午前11時から、J SPORTSでリアルなスーパーGTドライバーたちが、リアルドライビングシミュレーター『グランツーリスモSPORT』を使って争う『SUPER GT 2022 ヴァーチャルシリーズ J SPORTSグランプリ』が開催される。豪華17名のドライバーたちが、全3戦のシリーズでチャンピオンを目指す。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響でレースが開催されなかった2020年、ファンのためにスーパーGTをみせようとグランツーリスモSPORTでのレースが行われたが、2022年シーズン開幕を前に、ファンにとっても楽しみなバーチャルレースが開催されることになった。スーパーGTのレース中継を担うJ SPORTSとGTアソシエイション、ポリフォニー・デジタルがタッグを組み、『SUPER GT 2022 ヴァーチャルシリーズ J SPORTSグランプリ』と題したシリーズが開催されることになったのだ。

　参戦するのは全17名のドライバーで、ラウンドによって数名が代わることもあるという。レースはグランツーリスモSPORTのグループ3を使って、全3戦で争われる。1月29日（土）に放映される第1戦は、鈴鹿サーキットが舞台だ。

　そしてバーチャルならではと言えるのが、第2戦の舞台。鈴鹿同様、屈指のドライバーズコースであるベルギーのスパ・フランコルシャンで争われる。スパで各ドライバーがどんな走りをみせるか注目だろう。シリーズの最終戦となるのは、2021年のリアルシリーズ同様富士スピードウェイとなる。

　コメンタリー陣も充実だ。実況サッシャ／高橋二朗レポーターとリアルと同じ体制が組まれ、TGR TEAM SARD脇阪寿一監督、グランツーリスモ界のトップドライバーのYAM23という豪華解説陣となる。レース自体もピットストップや2種類のタイヤ使用義務づけなどがあり、テクニックだけではないレースが展開されることになりそうだ。