今季のJリーグ公式試合でも交代枠5名、飲水タイムを継続…飲水タイムは合意のもと設けないことも可能に
2021年1月28日(木)19時26分 サッカーキング
Jリーグは、「2021シーズンもコロナ禍において選手への負担が大きく、試合日程も過密であることから、選手の怪我を防止するため」2020シーズン同様交代人数5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで)とすると発表。さらに、「2021シーズンもコロナ禍において選手への負担は大きく、また感染予防のため飲水ボトルの共有を不可としており、選手が給水しづらい環境であること」として飲水タイムを設けることを発表した。
飲水タイムについては、さらに以下のような詳細なルールが決定している。
・原則、各試合においてWBGT値(湿球黒球温度)※によらず前半1回、後半1回の飲水タイムを設ける
・両チーム合意の場合は飲水タイムを設けないことも可能とする(WBGT値が基準を超えない場合のみ)
・2021年7月末までの実施とし、8月以降についてはその時点の状況に鑑み再検討する
※WBGT値:気温、湿度、日射・輻射などの周辺熱環境を総合して計測する暑さ指数。JFA「熱中症対策ガイドライン」にて飲水タイムを行う際の基準が定められている。
また、2021JリーグYBCルヴァンカップにおいては、こちらも2020シーズン同様U−21先発出場ルール(2021年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1名以上先発に含める)を「Jリーグ公式試合のエントリー下限人数(13名)を設けるため」適用しないことを発表した。