相手のラフプレーにも冷静だった吉田麻也…「次出られないのが一番良くないので」

2019年1月29日(火)1時18分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 28日、AFCアジアカップUAE2019 準決勝が行われ、日本代表とイラン代表が対戦した。試合はスコアレスで折り返すと56分、南野拓実のクロスに大迫勇也がヘディングで合わせて日本が先制。さらに、日本は67分にPKを獲得すると大迫が冷静に決めて追加点を奪う。後半アディショナルタイムには原口元気がダメ押しとなる3点目を決めると、イランの攻撃陣を完封し3−0で勝利を収めた。

 キャプテンの吉田麻也は試合後、「ここで満足せずにもう1個勝って、次負けたら、せっかくの今までの努力が無駄になってしまうので。しっかりもう1個勝ちたいと思います」と早くも決勝戦を見据えていた。

 3点をリードした試合終盤には、相手選手のラフプレーから両チームの選手が入り乱れる騒ぎとなった。それでも、吉田は冷静だった。

「退場になって、次出られないのが一番良くないので。もう試合も決着ついていると思いましたし、向こうは熱くなっていましたけど、こっちは冷静に戦わないといけないと思っていました」と挑発に乗ることなく間に立ち、この騒ぎを収めた。

 次戦は2月1日、いよいよアジア王者を懸けた決勝戦に挑む。吉田は最後に、「もう楽しくやるだけじゃないですかね。これで満足せず、もっともっとプレーの質も上げなければいけないですし。継続して積み上げていかないといけないことがたくさんありますけど、とにかく次勝って、アジアチャンピオンに返り咲きたいと思います」と力強く語った。

サッカーキング

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