トッテナムがエヴァートン相手に痛恨のドロー…リシャルリソンが古巣相手に2発もATに失点

2024年2月3日(土)23時40分 サッカーキング

古巣相手に2得点の活躍も、アディショナルタイムの失点に言葉を失うトッテナムのFWリシャルリソン

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 プレミアリーグ第23節が3日に行われ、トッテナムは敵地でエヴァートンと対戦した。

 現在、トッテナムは22試合を消化した時点で13勝4分5敗の成績を残し、来季チャンピオンズリーグ(CL)圏内の4位。1月26日に行われたFAカップ4回戦ではマンチェスター・シティに0−1で敗れたものの、プレミアリーグでは直近3試合で2勝1分と無敗を維持している。CL出場権争い、そしてその先の優勝を見据える上で、勝ち点「3」を積み重ねたい今節は、敵地で残留争いに身を置く18位のエヴァートンと対戦。トッテナムはソン・フンミンとイヴ・ビスマを代表戦で欠くものの、セネガル代表から帰還したパペ・マタル・サールがベンチ入りした。

 試合は開始早々の4分に動く。左サイドでボックス内のポケットをとったデスティニー・ウドジェがティモ・ヴェルナーからのパスを受け、ゴールライン際からニアサイドへマイナスのパスを送ると、これにリシャルリソンが右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。リシャルリソンが古巣相手にゴールを挙げ、アウェイのトッテナムが先手を奪う。

 その後は一進一退の攻防が続くも、エヴァートンがフィジカルの強さを生かして徐々にペースを握る。すると30分、右サイドで得たCKをファーポスト際のジェームズ・ターコウスキーが折り返し、ゴール前に詰めていたドミニク・カルヴァート・ルーウィンが頭で押し込んだ。このゴールで試合を振り出しに戻したホームのエヴァートンは、勢いそのままに追加点を狙っていく。

 流れの良くない時間帯が続くトッテナムだったが41分、ゴール正面やや右の位置でボールを受けたリシャルリソンの右足から放たれたシュートがゴール右隅に吸い込まれる。トッテナムが流れをものともしないリシャルリソンのファインゴールで再びリードを奪った。エヴァートンは前半終了間際にもCKからゴールを脅かしたが、試合は1−2のまま後半へ。

 迎えた後半、立ち上がりからトッテナムがゴールに迫るも、ペドロ・ポロやジェームズ・マディソン、リシャルリソンのシュートはGKジョーダン・ピックフォードの好守に阻まれた。一方のエヴァートンが終盤にかけてゴールへの圧力を強めていくと、アディショナルタイムに左サイドでFKを獲得。ボックス中央にクロスを送ると、クリスティアン・ロメロの頭に当たってファーサイドポスト側に流れたボールをジャラッド・ブランスウェイトが頭で押し込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 結局、試合は2−2のまま終了となり、両者が勝ち点1を分け合う結果に。次節は10日に行われ、トッテナムはホームで三笘薫が在籍しているブライトンと、エヴァートンは敵地でマンチェスター・シティと、それぞれ対戦する。

【スコア】
エヴァートン 2−2 トッテナム

【得点者】
0−1 4分 リシャルリソン(トッテナム)
1−1 30分 ドミニク・カルヴァート・ルーウィン(エヴァートン)
1−2 41分 リシャルリソン(トッテナム)
2−2 90+4分 ジャラッド・ブランスウェイト(エヴァートン)

サッカーキング

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