モンスターエナジー・ヤマハMotoGPが2022年型『YZR-M1』公開。クアルタラロとモルビデリでタイトル防衛目指す

2022年2月4日(金)17時41分 AUTOSPORT web

 2月4日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPは、2022年シーズンに使用するMotoGPマシン『ヤマハYZR-M1』を公開した。


 ヤマハ発動機株式会社は、Yamaha Factory Racing MotoGP TeamとしてMotoGPクラスに参戦。2019年からはアメリカの清涼飲料水メーカー、モンスターエナジーをメインスポンサーに迎えて『モンスターエナジー・ヤマハMotoGP』としてエントリーしている。

2022MotoGP:モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのヤマハYZR-M1


 2021年シーズンは18戦中6度のポールポジションと6勝を記録する速さを見せ、ファビオ・クアルタラロがチャンピオンに輝いた。

2022MotoGP:ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)


 2022年もクアルタラロが継続参戦し、昨年のシーズン途中にサテライトのペトロナス・ヤマハSRTから昇格したフランコ・モルビデリもチームに残る。


 クアルタラロは、2019年にペトロナス・ヤマハSRTからMotoGPクラスに昇格。初年度は7度の表彰台でランキング5位、2020年は3勝でランキング8位となった。そして、2021年はモンスターエナジー・ヤマハMotoGPに加入し、5勝を含む10度の表彰台に上ってタイトルを獲得した。

2022MotoGP:フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)


 モルビデリは2018年にMotoGPクラスに昇格。ホンダ機を駆った参戦初年度にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しており、2019年からペトロナス・ヤマハSRTに移籍した。


 2019年は表彰台には届かずランキング10位、2020年は2度のポールポジションと3勝を含む5度の表彰台でランキング2位と飛躍を遂げた。2021年は3位表彰台を1度獲得したが、怪我で数戦欠場。第14戦サンマリノGPからはマーベリック・ビニャーレスが移籍したことからモンスターエナジー・ヤマハMotoGPに加入し、ランキング17位でシーズンを終えた。

2022MotoGP:モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのヤマハYZR-M1


 テストライダーは昨年からチームに加入したカル・クラッチローが継続する。クラッチローは公式のIRTAテストやヤマハのプライベートテストにも参加し、ワイルドカード参戦やヤマハのライダーが欠場を余儀なくされた場合には代役参戦する可能性がある。


 また、ヤマハ発動機の鷲見祟宏氏がモータースポーツ開発部部長に任命された。リン・ジャービスがヤマハ・モーター・レーシングのマネージングディレクター、マッシモ・メレガリがチームディレクターを務めることには変わりない。

2022MotoGP:ファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)


 お披露目されたマシンのカラーリングは今年もほとんど変更がなく、ブラックとブルーを基調としたデザインで、モンスターエナジーのロゴがカウルに掲げられた。


 さらに、バレンティーノ・ロッシのブランドであるVR46レーシングアパレルとの提携を継続するため、公式チームウェアにロゴが掲げられる。

2022MotoGP:ファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2022MotoGP:モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのヤマハYZR-M1
2022MotoGP:ファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2022MotoGP:ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2022MotoGP:ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2022MotoGP:フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2022MotoGP:フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)

AUTOSPORT web

「MotoGP」をもっと詳しく

「MotoGP」のニュース

「MotoGP」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ