巨人加入のライデル・マルティネスはチーム思いの人 中日関係者も太鼓判 日本一奪回のキーマンになれるか

2025年2月5日(水)18時9分 ココカラネクスト

R・マルティネスは人柄も評価されているようだ(C)産経新聞社

 悲願の日本一奪回へ、最強クローザーが加入しました。

 中日から巨人に移籍したライデル・マルティネスです。これまで8年間で通算166セーブをマークした絶対守護神。巨人には大勢という日本球界屈指のストッパーがいる中、4年総額50億円以上という“誠意”を見せた点からも、チームの期待感が伝わってきます。

【動画】相手に絶望を! 中日時代の守護神マルティネスの快投シーン

 スポーツ紙のデスクは言います。

「阿部監督は起用法について、『大勢が8回、マルティネスが9回』とするプランを口にしています。8回はこれまで、巨人のウィークポイントでもあった。大勢までつなげずに、逆転される試合も結構ありました。実はプロ野球で勝ちきるために大切なのは、8回。盤石だったあの岡田阪神の方程式『JFK』も、8回は藤川球児(現阪神監督)が担っていましたから」

 ベンチではリリーフ陣に3連投はさせない方針で、その場合は『大勢が9回』という構想もある模様。いずれにせよ、鉄壁のブルペン陣が完成したことは間違いありません。

 となると心配は、マルティネスが複数年の大型契約にあぐらをかいてしまうこと。過去の助っ人の中には、あからさまに手を抜く選手もいたものです。

 しかしこの点について、このマルティネスに関しては心配無用の模様です。

「マルティネスはチーム第一の熱い男です。中日時代も、若手選手の環境面に対する不安を代弁する形で首脳陣に訴えていました。若手が直接言えば、干されてしまう危険性もある。それを察して、自ら待遇改善に動いていたと言います。今回の巨人入りについても入団会見では『お金ではない。優勝争いができるチームに行ってみたかった』と本音を吐露していました。粉骨砕身、チームのために力投してくれることでしょう」(前述のデスク)

 ブルペン陣はほかにも高梨雄平、ケラー、船迫大雅、バルドナードらタレントが揃います。

「7回にも強力なリリーフを投入できるため、6回までにリードできれば逃げ切れる態勢が整いました。例えば昨年を棒に振った田中将大なら、5回や6回まで投げてリードしていれば、勝ち星がつく計算になる。マルティネスの加入は先発投手にとっても朗報と言えるでしょう」

 34セーブを挙げれば、節目の200セーブへと到達します。歓喜の東京ドーム、マウンド上で仁王立ちする姿が、今から楽しみです。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「巨人」をもっと詳しく

「巨人」のニュース

「巨人」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ