決勝点連発の三笘薫!アーセナルも「3500万ポンド」で獲得に動くと英メディア報道「宝石を発掘した」

2023年2月6日(月)16時30分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 プレミアリーグ、ブライトンの三笘薫(25)は現地2月4日に行われた第22節のボーンマス戦に先発出場し、試合終盤に決勝点となるヘディングシュートを決め、1−0での勝利に大きく貢献した。

 またも背番号22が決定的な仕事をした。0−0で迎えた後半43分、敵陣左サイドで味方とパス交換を行った後、三笘はペナルティエリア内に侵入、ディフェンスラインの裏に走り込むとジェレミー・サルミエンコから上がったクロスにヘディングで合わせゴールネットを揺らした。この試合でも三笘を中心とした歓喜の輪が生まれることとなった。

【動画】三笘薫が止まらない!1−0の勝利に導いたボーンマス戦の決勝ヘッドをチェック!

 FAカップに続き、公式戦で立て続けにゴールを記録し、チームに勝利を呼び込んでいる日本人アタッカーの存在は、他クラブにとっては大きな脅威であることに他ならない。同時に、リーグの有力クラブにとってはもはや戦力として引き入れるべき対象となっているようだ。

 イギリスサッカーサイト『talkSPORT』では、アーセナルが三笘の獲得に動いていると報じており、すでに必要とされる資金の具体的な数字も記されている。

 同メディアは2月5日に「アーセナルは3500万ポンドの取引でアメックススタジアムから日本人のウイング、カオル・ミトマを獲得しようとしている」と銘打った記事を配信、その中で「この25歳の選手は、ワールドカップの中断期間以降、傑出した選手の一人となっている」とW杯からここまでの活躍を称えている。

 さらに「ミトマはここ3試合でゴールネットを揺らした。シーガルズをFAカップ5回戦に進出させる勝ち越し弾を決め、また、土曜日に行われたボーンマス戦では、終了間際に劇的なゴールを決め、ブライトンを6位へと押しやった」として、チームへの貢献度も強調。

 その上で、アーセナルがこれまでブライトンから何人もの有力選手を獲得してきていることも紹介しながら「これはブライトンからの最高のリクルートメントだ。彼らは現在素晴らしい状態にある別の宝石を発掘した」と綴っている。

 また記事では英識者のファブリツィオ・ロマーノ氏のコメントとして「アーセナルのレーダーはすでにミトマを捕らえた」とも指摘、だがその一方で「彼は3500万ポンド以上の価値があるのは確かだが、現段階では交渉する時期ではないだろう」として、獲得はまだ先となるとの見解も示している。

 代名詞でもあるドリブルで強豪国を驚かせたW杯以上のインパクトを放ち続けている三笘薫。今季のプレミアリーグの新たなスターが今、その名を轟かせている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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