バルサが鮮やか4発でアトレティコを撃破!…D・アウヴェス退場も逃げ切り4位浮上

2022年2月7日(月)2時9分 サッカーキング

バルセロナが4得点でアトレティコを撃破 [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第23節が6日に行われ、バルセロナとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 現在勝ち点「35」で5位につけるバルセロナと、勝ち点「36」で4位につけるアトレティコによる注目のビッグマッチ。バルセロナは6年半ぶりに復帰したアダマ・トラオレが右ウイングで先発し、ピエール・エメリク・オーバメヤンはベンチスタートとなった。一方のアトレティコは、元バルサのルイス・スアレスがスタメンとなり、退団後初めてカンプ・ノウのファンの前でプレーすることとなった。

 先にスコアを動かしたのはアウェイのアトレティコ。8分、右サイドでのパス交換からルイス・スアレスが抜け出すと、中央へのパスを流し込んだのはヤニック・フェレイラ・カラスコ。右足で空いたコースへ落ち着いて決めてみせ、アトレティコが最初のチャンスで先制ゴールを奪った。

 するとバルセロナもすぐさま反撃。右からA・トラオレが積極的に仕掛けると、その流れからD・アウヴェスがファーサイドへクロス。エリア内に入っていたジョルディ・アルバがこの難しいボールをダイレクトで合わせると、左足から放たれた華麗なボレーシュートはトップコーナーに吸い込まれ、両SBによって生まれたゴラッソですぐさま同点に追いつく。

 さらにバルセロナは21分、右サイドから再びA・トラオレがドリブルを仕掛けると、マークを振り切って上げたクロスに合わせたのはガビ。空中戦を制してヘディングでゴールを揺らし、バルセロナが逆転に成功した。

 アトレティコはその後、24分に右からクロスをジョアン・フェリックスが合わせるも、決定機はうまくミートできず。36分には、CKの流れからステファン・サヴィッチがヘディングを放つがわずかに枠を外れる。するとバルセロナは43分、D・アウヴェスの蹴ったFKからジェラール・ピケがヘディングシュートすると、バーに当たってこぼれたボールを最後はロナルド・アラウホが蹴り込んで追加点を奪った。

 後半が始まっても勢いの止まらないバルセロナは49分、左サイドをガビとフレンキー・デ・ヨングがワンツーで崩すと、グラウンダーのクロスに対しD・アウヴェスが走り込んでシュート。抑えの効いたシュートがゴールへ突き刺さり、これでリードを3点に広げた。

 4失点を喫したアトレティコは、55分にマテウス・クーニャ、アンヘル・コレアら3枚替えを決断して反撃へ転じる。すると58分、ロドリゴ・デ・パウルの蹴ったCKをホセ・ヒメネスが頭で合わせると、ゴール前でスアレスがヘディングで方向を変えて1点を返す。

 ここからゲームは一気にアトレティコペースへ傾くと、バルセロナはオーバメヤンの投入後、さらに事態は厳しいものに。69分、D・アウヴェスがカラスコへの危険なプレーで一発退場となり、数的不利での戦いを強いられることとなる。

 その後はレフェリングを巡って選手・スタッフを含めたスタジアムが騒然とした雰囲気になるなか、1人少ないバルセロナが逃げ切りを図る展開に。だが、1人1人がハードワークを見せてアトレティコを苦しめると、前線の選手がうまく時間を使いながら2点のリードを守った。

 試合はこのまま終了。数的不利となってもアトレティコに追加点を許さなかったバルセロナは、直接対決に勝利しリーグ4位へと浮上した。

 次節、バルセロナは13日にアウェイでエスパニョールと、アトレティコは12日にホームでヘタフェと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 4−2 アトレティコ・マドリード

【得点者】
0−1 8分 ヤニック・フェレイラ・カラスコ(アトレティコ・マドリード)
1−1 10分 ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
2−1 21分 ガビ(バルセロナ)
3−1 43分 ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
4−1 49分 ダニエウ・アウヴェス(バルセロナ)
4−2 58分 ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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