リンガード、FCソウル行きを決めた理由を語る「彼らが見せてくれた真剣さが、自分の心に残った」

2024年2月8日(木)22時26分 サッカーキング

FCソウルへの加入が決まったリンガード [写真]=Getty Images

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 元イングランド代表MFジェシー・リンガードが8日、FCソウルへの入団会見を行い、同クラブへの加入を決めた経緯や意気込みなどを語った。

 会見でリンガードは「とても興奮している。これは新しい挑戦で、自分はそれを受け入れてここにいるし、新しい文化を楽しむ用意はできている。これは自分にとって新しい始まりだ。自分のキャリアの新たな章。自分はただ、もう一度サッカーを楽しみたい。自分ができることを韓国のファンに示し、人々を幸せにしながらね」と語り、新たな環境で前向きにサッカーに向き合う気持ちであることを表明した。

 続けてリンガードは「FCソウルは自分のトレーニングを見るために、マンチェスターまで来てくれた。彼らが見せてくれた熱意から、自分はFCソウル行きを考えたんだ。自分はマンチェスターでフィジカル面などいくつかのテストをこなした。そしてFCソウルは契約書を持参してくれた。彼らが見せてくれた真剣さが、自分の心に残り、FCソウルが自分が行きたい場所だと思った。なぜなら、自分には他にもいくつものオファーがあったけど、それらは口頭でのオファーに留まっていたからね」と語り、FCソウルが見せた契約に向けた熱意が入団の決め手だったことを明かした。

 また、長い無所属期間を経てFCソウルとの契約交渉を行ったことを問われるとリンガードは「サッカーでスムーズに進むことなんてないと思う。交渉には時間がかかった。多くの人が関わり、複雑なこともあったけれど、自分は正しいチームと契約できたと思う。自分はついに契約した。これでサッカーに集中できる。ピッチに戻り、FCソウルの勝利に貢献できることを楽しみにしている。なぜなら自分は勝者だし、競争者だし、自分がここにいる間にトロフィーを勝ち取りたいんだ」と意気込みを語った。

 現在30歳のリンガードは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で長年トップチームでもプレーし、その後はウェストハムやノッティンガム・フォレストなどにも所属。プレミアリーグ通算182試合に出場し、イングランド代表では32キャップを刻んでいる。

 そんなリンガードだが、昨年6月30日付けで契約満了に伴いノッティンガム・フォレストを退団すると、その後は無所属が続き、一時期はウェストハムの練習にも参加していたが、9月にはアル・イテファクが1カ月間のトレーニングに参加することを発表していた。その後、アル・イテファクへの正式加入やトルコのクラブに加入する可能性も報じられていたが、最終的には実現せず、フリーのままとなっていたが、8日にFCソウルに加入することが発表されていた。

サッカーキング

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