「俺を神だと信じるか? そうだ、なにも変わってない」 復帰間近のイブラ、不調ミランを蘇らせるか

2023年2月9日(木)15時56分 サッカーキング

復帰に向けて胸中を明かしたイブラ [写真]=Getty Images

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 ミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、長期離脱からの復帰が近づく中で胸中を明かした。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 2020年1月に約7年半ぶりにミランに復帰して以降、ピッチ内外でチームを牽引してきたイブラヒモヴィッチ。老獪なストライカーとして、強烈なキャラクターとして、“ミランの王”で在り続け、2021−22シーズンの11年ぶりとなるスクデット戴冠の原動力になった。しかし今季は左ヒザの手術に踏み切った影響により、長期間の戦線離脱を強いられ、未だに公式戦出場はゼロとなっている。

 今月に入り、チームの全体練習に合流したイブラヒモヴィッチは、早ければ10日に行われるセリエA第22節トリノ戦でベンチ入りする可能性が報じられている。復帰が着々と近づく中で同選手は「この7、8カ月で失ったもの、やりたいことは山ほどあるんだ。失われた時間だった」と吐露しつつも、「元気だ、とても元気だ! グループに戻り、ピッチの中でも外でも自由でいれる。解放された気分さ。この期間、俺は外から監督やスタッフ、クラブを助けるためにあらゆることをしてきた」と自身のコンディションについて明かした。

 昨年10月に、41歳の誕生日を迎えたイブラヒモヴィッチ。全盛期に比べれば、年齢的な衰えなどを指摘されているが、同選手は「俺は神で在り、ナンバーワンで在り続ける。今、舞い戻り(不調のチームの)リズムを変えてやる」と豪語。続けて「批判を受けるのは当たり前だ。批判をされないということは、トップではないことを意味する。25年間も批判され続けてきたのは、俺がナンバーワンだから。その行為は、火に油を注ぐもの。火遊びをすると火傷するだろう。俺を神だと信じるか? あぁそうだ、なにも変わってない」と見解を示すとともに、結果を残す自信を語っている。

 セリエAで5試合未勝利と足踏みが続き、6位にまで転落したミラン。連覇は絶望的な状況だが、まもなく復活する“神”は、チームを蘇らせることはできるのだろうか。

サッカーキング

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