ウイリアムズF1の新スポンサーROKiT、「複数のチームから契約のアプローチを受けた」と明かす

2019年2月13日(水)15時48分 AUTOSPORT web

 新たにウイリアムズF1チームのスポンサーとなったROKiTは、2019年の契約に向けていくつかのチームからアプローチを受けていたことを明かした。


 ウイリアムズは12日、マルティーニに代わる新たなタイトルスポンサーであり、新興グローバル通信会社ROKiTにちなんだ新しいカラーリングを発表した。


 ROKiTの共同創設者であるジョナサン・ケンドリックは、自社の商品を宣伝できるグローバルな基盤の確保に熱心で、F1は彼にとっての好機でもあるようだ。


 ウイリアムズF1の発表会に出席したケンドリックは、「市場における我々の存在を知った3つか4つの他のF1チームから、接触があった」と語った。


「我々がウイリアムズに決定したのは、彼らがイギリスのチームであり、私がイギリス人であり、私の会社がイギリスの会社だからだ」


「今や存在しないティレル、ロータス、BRM、クーパー、ブラバムといった他のチームよりも、ウイリアムズの名前がかなり長くガレージ上に掲げられていることを大変気に入っている。ウイリアムズは、まだ持ちこたえている」


「それが第一の理由だ。もうひとつの理由は率直に言って、ここにいるこの女性、クレア(ウイリアムズ/チーム副代表)だ」


「クレアに会って素晴らしいミーティングを行い、彼女のビジョン、情熱、意欲そして戦略に同意した。そして、私は45分間で契約を決意した」


■ROKiT創設者は元タイヤエンジニア。約40年前にウイリアムズを担当


 ケンドリックはまた、ROKiTがF1に関与したことによって、このスポーツに関する彼の記憶が蘇ったと語った。


「私は20歳の時、ウルバーハンプトンでグッドイヤーのタイヤエンジニアをしていた」


「F1向けの全てのグッドイヤーのレースタイヤは、私の生まれたウルバーハンプトンで製造されていた。そして1978年に、彼らはブエノスアイレスの新チームを管理するために私を派遣した」


「極めて印象深いことに、私は(1978年の開幕戦)アルゼンチンGPでアラン・ジョーンズ(当時ウイリアムズ)のタイヤエンジニアだったのだ。そして私は41年後の今、ここでタイトルスポンサーとなった」


「夢が叶ったのだ。私は、ここに座っていることをとても誇りに思っている」


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