【動画】ラッセル、メルセデスの本拠地に初訪問「ファクトリーを見学して目からウロコ」

2022年2月13日(日)8時10分 AUTOSPORT web

 ジョージ・ラッセルは2022年、F1デビュー以来3年間在籍したウイリアムズを離れ、メルセデスでの初めてのシーズンを迎える。初めてメルセデスのファクトリーを訪問した彼は、F1マシンの製造風景を見学し、「目からウロコが落ちる」ような経験ができたと語った。


 ラッセルはスウェットシャツにレザージャケットというラフな出で立ちで、イギリスのブラックレーにあるメルセデスF1チームの本拠地を訪れた。



 ドライバーたちにとって現在はシーズンオフだが、ファクトリーは新シーズンの幕開けに向けて忙しく稼働中。それでもスタッフたちは、ラッセルが通りがかると手を止め「ジョージ!」と声をかけて新ドライバーを暖かく迎え入れる。ラッセルも彼らに応えながら、今シーズン自らが乗り込むマシンが造られる様を興味深そうに眺めていた。


 ブラックレーをあとにしたラッセルは、ブリックスワースに移動。F1チーム屈指の大所帯であるメルセデスはふたつのファクトリーを構えており、ここブリックスワースのメルセデスAMGハイパフォーマンスパワートレインズではパワーユニットの開発・製造が行われている。


 ラッセルはここで、手作業で行われるというパワーユニットの組み立て風景を見学すると、ファクトリー内で開かれた歓迎会に臨んだ。


 かつて、ウイリアムズのシートを得るためにパワーポイントを使って自らを首脳陣にプレゼンしたという逸話で知られるラッセルは、大人数を前にしたスピーチもお手の物。シャンパン片手に「ふだんは朝11時にお酒を飲むなんてことはしないんだけど」と切り出して笑いを誘うと、ファクトリーのスタッフへの感謝を述べた。


「この素晴らしいマシンを作るために何が行われているのか、正しく理解できていなかったと思うんだ」


「サーキットでは完成品を見ることはできても、それを作るために費やされたハードワークのすべてを見ることはできない」


「だから、今回ファクトリーを見学したことで目からウロコが落ちたよ」


 メルセデスの2022年型マシン『W13』は2月18日に発表され、その後行われるシェイクダウンがラッセルにとってニューマシンでの初走行となる。

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