MotoGP:日本製シャシーでMoto2を戦うNTS・RWレーシングGPが体制発表。マシンカラーもお披露目
2019年2月15日(金)21時22分 AUTOSPORT web
MotoGPのMoto2クラスに参戦するNTS・RWレーシングGPが、2月14日にオランダ・ユトレヒト市内で開催中のモーターショーでチーム発表会を開催した。
Moto2クラスは2019年からエンジンサプライヤーがホンダからイギリスのバイクメーカー、トライアンフに変わり、新たな時代を迎えている。使用されるエンジンは、ストリートトリプルRSをベースに開発された3気筒765ccエンジンで、マニエッティ・マレリがECUサプライヤーを務める。
会場では、日本のフレームコンストラクター、NTSが開発したフレームにトライアンフ製エンジンを搭載したマシンが披露された。ライダーには、25歳の南アフリカ人ライダー、スティーブン・オデンダールと、Moto2クラス1年目となる19歳のオランダ人ライダー、ボ・ベンスナイダーをライダーに起用する。
発表会では、2018年にテストライダーを務めた経験を持つアレックス・デ・アンジェリスがライダーコーチを兼任し、オランダのフィテン・オイルがメインスポンサーとして支援することが発表された。
昨年11月下旬に2019年シーズンに向けて始動したオデンダールとベンスナイダーは、新車のシェイクダウンを行うため、2月6日から2日間、スペインのリカルド・トルモでプライベートテストを実施。2月20日から3日間、ヘレスで開催される今シーズン初のオフィシャルテストに参加する。