高橋大輔さん「来年は走る側にいるかも(笑)」 16日青梅マラソンスターター トークショーに登場
2025年2月15日(土)16時27分 スポーツ報知
トークショーで会場を盛り上げる高橋尚子さんと高橋大輔さん(右)(カメラ・宮崎 亮太)
青梅マラソン(報知新聞社主催)は16日、東京・青梅市で、30キロの部に1万2500人、10キロの部に4000人が参加して行われる。15日は住友金属鉱山アリーナ青梅で開会式が行われ、招待選手らが出席した。
30キロの部(午前11時30分号砲)のスペシャルスターターを務めるフィギュアスケート男子の2010年バンクーバー五輪銅メダリスト、高橋大輔さんがトークショーに登場した。午前中から会場前に行列ができるなど、大盛況。本番前日から、青梅に熱気を運んだ。
長距離走については「得意な分野ではない。30分以上走ったことはない」と苦笑い。一緒にトークショーを盛り上げた2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが「走っている姿が見たいですよね」と観客の拍手を誘うと、「10キロの部ならもしかしたらいけるかも。明日見たら刺激を受けて、来年は走る側にいるかも」と笑顔で応じ、盛り上げた。
高橋さんは3月に39歳の誕生日を迎える。「自分もこの歳になって、若い時とは違う体の変化を感じている。健康にも興味が出てきたので、もしかしたら走ることもあるかもしれない」。スターターからランナーへ、変身を遂げる日がいずれ来るかもしれない。
陸上の大会に足を運ぶこと自体が初めてになる。「(スターターが)僕でいいのかなと思ったんですけど、大会を見てみたいなと思いました。明日、すごいエネルギーが湧き起こるんだろうなと、今から楽しみ」と待ちわびた。
「一生懸命な姿って、スポーツに限らず、お仕事でもなんでも、すばらしいなって思います。すごく刺激にもなりますし。みなさんそれぞれの目標があると思うので、それが達成できるように、一生懸命応援させていただきます」。スタート台から、1万2500人にエールを送り続ける。