競歩東京五輪銀の池田向希 ドーピング違反で4年間の資格停止 「絶対してない」否定もロス五輪は絶望的

2025年2月15日(土)4時0分 スポーツニッポン

 世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット」は14日、男子20キロ競歩で21年東京五輪と22年世界選手権銀メダルの池田向希(26=旭化成)に対し、ドーピング違反を認定し、4年間の資格停止処分を科したと発表した。昨夏のパリ五輪7位入賞など、23年6月20日以降の記録は取り消される。

 池田は24年6月に血液ドーピングの疑いがあるとの通知を受け、同11月に暫定的な資格停止処分が科された。不服を申し立てたが、認められなかった。9月の世界選手権東京大会の代表選考会となる日本選手権20キロ競歩(16日、神戸市)に向け練習を継続していたが、出場の道が絶たれた。28年ロサンゼルス五輪出場も絶望的な状況となった。

 所属の旭化成関係者によると、今後はスポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を視野に入れている。タレント池田美優のはとことして知られる池田は、所属先を通じ「絶対にドーピングをしていませんので、全く納得がいきません。あらぬ疑いをかけられ、全くもって理解しがたい状況です」などとコメントした。

スポーツニッポン

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