昨季まで盛岡所属の益子義浩、プロ選手引退…東京都2部クラブでプレー
2019年2月18日(月)19時33分 サッカーキング
益子は1987年生まれの31歳。横浜F・マリノスジュニアユースから駒場高校、国士舘大学を経てアルテ高崎に加入した。福島ユナイテッドFCでのプレーを経て、2015年に盛岡へ加入。所属4年間で明治安田生命J3リーグ通算55試合出場3得点を記録した。昨季はJ3で3試合出場にとどまっていた。
プロサッカー選手引退にあたり、益子は以下のようにコメントしている。
「この度、プロサッカー選手を引退することを決めました。たくさん悩みましたが、今の自分の身体の状態と、これからの人生を考えて、『第一線でプレーを続けるというのは難しい』という決断に至りました」
「サッカーを通して、たくさんの人と出会い、たくさんの経験ができました。特に東日本大震災後に福島、岩手と、原発や津波の被害が大きく、未だにその影響が残るこの東北地方のチームで、誰かのためにと思いながらプレーできたことは、自分の人生の中でとても大きな財産になりました」
「小学1年生、太子堂SCでサッカーを始め、横浜F・マリノスJr.ユース、都立駒場高校、国士舘大学、アルテ高崎、福島ユナイテッドFC、いわてグルージャ盛岡と、サッカーを続けてくることができました。苦しいことも多々ありましたが、それ以上に大きな喜びと感動をたくさん味わえました。自分が思い描いていたサッカー人生にはなりませんでしたが、それでもサッカーを続けてきてよかったなと心から思います」
「今まで自分に関わって下さったすべての方々と、支えてくれた家族に心から感謝したいと思います。今まで本当にありがとうございました。そしてこれからも頑張りますので、引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします」