ボルシアMGローゼ監督の退任決定も…SDは結束求める「すべての決定はクラブのため」

2021年2月18日(木)1時13分 サッカーキング

ボルシアMGのマックス・エーベルSD [写真]=Getty Images

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 ボルシアMGのマックス・エーベルSDが同クラブを率いるマルコ・ローゼ監督の今夏での退任を受け、ファンに結束を求めている。17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 ボルシアMGは15日にマルコ・ローゼ監督が今季末で退任することをクラブ公式サイトで発表していた。同監督は2019年夏からボルシアMGを率いているが、その功績は大きく、昨季はブンデスリーガ4位フィニッシュでチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。しかし、同監督がブンデスリーガで上位争いをするドルトムントに移籍するということもあり、一部ファンの間では動揺が広がっているようだ。

『スカイスポーツ』によると、一部のファンがスタジアムに「クラブの上に立つ傭兵はない。キャラクターのない野郎はすぐに出ていけ」と書かれた横断幕を掲げ、怒りをあらわにしているという。

 このようななか、同SDは17日の記者会見でローゼ監督の退任について説明。同監督の決断に気を落としつつも、「マルコは契約上の合意に基づいた決断をした。彼は何も間違ったことはしていない。彼の判断は完全に正当なものだ」とし、非難を受けるべきでないと擁護。ファンには「怒りや悲しみがあるだろうが、今はクラブの側に立ち、築いたものを脅かさないように」と訴えた。

 また、エーベルSDは、ボルシアMGが過去数年間で成功を収めることができた理由について、「我々が下すすべての決定はクラブのためだけのものだ。クラブに関わる人は一過性のものだが、クラブはそうではない。我々はそれに応じて行動する」と話し、クラブのために行動してきた結果、現在のクラブがあることを強調した。

サッカーキング

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