不敵な笑みを浮かべ「NO」 FA加入の三塁手にポジション譲らず“強硬姿勢”で混乱 トレードを求める可能性も

2025年2月19日(水)5時30分 ココカラネクスト

FA加入のブレグマンには三塁を渡さないとディバースは強硬姿勢だ(C)Getty Images

 アストロズからFAとなっていたアレックス・ブレグマンがレッドソックスと契約したが、その影響でチーム内に混乱が生じているようだ。

 『MLB公式サイト』は、ブレグマンとの契約合意が決まったあと「2018年にワールドシリーズで優勝したときのチームで唯一生き残ったディバースは、誇らしげな口調で語った」と説明。正三塁手で主砲のラファエル・ディバースは「三塁は私のポジションだ」と語り、加入する同じ三塁のブレグマンにはポジションを渡さないことを公言したという。

【動画】レッドソックスの正三塁手が「NO」 ポジション譲らず“強硬姿勢”

 ディバースはブレグマンが加入することについては喜んでいるというが、「(三塁は)これまでプレーしてきたポジション。彼らがどんな計画を持っているかはわかりません。話し合いをしたことは知っています。私は自分の希望をはっきり伝えましたが、これから何が起こるかはわかりません」と答えている。

 アレックス・コーラ監督はこの発言を聞き、「数日前に言ったように、ロースター構成や今後の方針についてはここで決定を下すことになるが、我々は可能な限り最善の決定を下さなければならない」とした上で、ディバースについては「彼はプライドが高い。それはわかっている。彼は三塁手だと感じており、三塁手として活躍するつもりだ。我々はそれに応じて決定を下すつもりだ」と話したという。

 ディバースが三塁に留まった場合、ブレグマンは二塁に移る可能性がある。記事では「コーラ監督は、ブレグマンが二塁にスムーズに移行できると確信していると何度も述べている」というが、二塁には若手の有望株で22歳のクリスチャン・キャンベルもいる。

 また、米メディア『FOX Sports: MLB』はXで、メディアからDHを務める気があるかと質問されたディバースが、険しい表情から不敵な笑みを浮かべ、シンプルに「NO」と答えたと映像を添えて投稿した。

 ボストン地元放送局「WEEI 93.7」の番組『Boston Sports Gordo』は、「(ディバースは)頼まれてもDHや一塁手を務めることはないと語った。ブレグマンを三塁手にした場合、トレードを求める可能性も否定せず、今後については話し合いに応じるつもりだが、決心は固まっているようだ」と綴っている。

 果たして、通算191本塁打を放ってきた強打の三塁手を巡る混乱は収まるのだろうか。今後の展開に注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「ポジション」をもっと詳しく

「ポジション」のニュース

「ポジション」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ