大谷翔平が井端弘和監督の目の前でブルペン入り21球、来年のWBC出場へ対面も
2025年2月19日(水)5時27分 スポーツ報知
ブルペンでの投球練習を行うドジャース・大谷翔平投手と、見守る侍ジャパンの井端弘和監督(左端、カメラ・安藤 宏太)
ドジャース・大谷翔平投手(30)がアリゾナ州グレンデールキャンプ7日目の18日(日本時間19日)、侍ジャパンの井端弘和監督(49)も視察した中でブルペン入りし、ツーシームやクイックも混ぜながら21球を投げた。
この日は、来年のWBCで指揮を執る予定の侍ジャパン・井端監督が視察。大谷がブルペンに入ると、井端監督も近くに立って熱視線を送った。15日(同16日)以来、3日ぶりのブルペンでは、時折笑顔を見せるなどリラックスした表情で21球を投げ込んだ。グラウンド上で井端監督と大谷が対面することはなかったが、施設内で対面した模様だ。
キャンプイン前から同球団施設で自主トレを行って精力的に汗を流していた大谷。昨年11月に左肩手術を受けて状態が心配されたが、キャンプ初日だった12日(同13日)には、キャッチボール後に屋外でのフリー打撃を行い、18スイングで10本が柵越えと圧巻のパワーを見せた。2日目は休養に充てたが、15日(同16日)には約5か月ぶりにブルペン入りしてツーシームを含めた14球を投げ、最速は94マイル(約151キロ)をマークした。
大谷はキャンプ初日に、昨年11月に手術を受けた左肩の状態について「完全に違和感がないという状態ではない」と話し、練習中にはたびたび気にする仕草も見せているが、投打で力強い動きを見せている。20日(同21日)からはオープン戦がスタート。打者としては序盤から出場し、3月18日に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦へ調整していく。5月頃の復帰が見込まれる投手としては、3月中旬までのキャンプ中に打者相手に投げる段階にまでステップアップすることが予定されている。