MotoGP:ホンダのマルク・マルケス、2024年までHRCとの契約を延長「成功し続ける自信がある」
2020年2月20日(木)19時32分 AUTOSPORT web
株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに、レプソル・ホンダ・チームから参戦しているマルク・マルケスと2021年から4年間の契約更新の合意に至ったことを発表した。
マルケスは、2013年にMotoGPクラスにステップアップを果たし、ホンダの名門チームであるレプソル・ホンダ・チームから参戦したライダーだ。初年度に史上最年少王者に輝くと2014年には開幕10連勝を含む、年間13勝を挙げ2年連続でチャンピオンを獲得した。
2015年は、当時ヤマハから参戦していたホルヘ・ロレンソにタイトルを奪われランキング3位となったが、2016年からは4年連続でチャンピオンに輝く。これまでMotoGPクラスで史上最多となる通算62度のポールポジションを獲得し、通算56度の優勝をしている。
そんなマルケスは2020年までの契約を今回延長し、2024年までホンダのワークスチームでホンダRC213Vを駆り戦うことが決まった。
マルケスは「HRCとの契約の4年間更新について発表できたことを誇りに思う。2013年にホンダは、最高峰クラスをワークスマシンで闘うチャンスを与えてくれた。MotoGPクラスデビュー以来、ホンダとともに数々の勝利を得た」とコメントしている。
「今後もホンダファミリーの一員でい続けられることを光栄に思う。HRCの強力なサポートのおかげで、このパートナーシップを更新し、共通のゴールを追い続け、成功のストーリーを作り続ける自信があるんだ」
HRCの代表取締役社長である野村欣滋氏は「マルク・マルケス選手を、来年から4シーズンにわたり、引き続きワークスチームの一員として迎えられることを大変うれしく思っています」と語る。
「数カ月前からマルケス選手と話し合い、共に勝ち続ける意思を再確認いたしました。マルケス選手は2013年に最高峰クラスにデビューして以来、7年のうち6回チャンピオンに輝き、我々ホンダに数多くのタイトルをもたらしてくれました。唯一無比のチャンピオンですので、我々もそれに負けないよう応えていきます」
「このパートナーシップに自信を持っています。また今後とも関係者全員の成功を祈っています」