KYOJO CUPが『HAPPY WOMAN AWARD』企業部門賞を受賞。団体スポーツとしては初の選出に
2025年2月20日(木)14時21分 AUTOSPORT web

2月20日、株式会社インタープロトモータースポーツが運営する女性限定のレースシリーズKYOJO CUPは、『第9回国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025』において表彰される『HAPPY WOMAN AWARD』の企業部門賞『女性応援ブランド賞』を受賞したことを発表した。
2017年に女性ドライバー限定の4輪レースシリーズとして始動したkYOJO CUP。富士スピードウェイを中心にシーズンを重ねていくなかで、近年その取り組みが注目を集め、参戦ドライバーやドライバーを増やしながら活動を続けてきた。
そんなKYOJO CUPを表彰する『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA』は、1904年にニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となっており、国連によって1975年に3月8日が『国際女性デー(International Women’s Day)』として制定されたことを起点とする賞典だ。
女性の社会的、経済的、文化的、政治的な成果を称える日として制定された『国際女性デー』は、日本でも『女性の生き方を考える日』として『国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA』の開催に繋がっている。そのなかで表彰される『HAPPY WOMAN AWARD』には、持続可能な社会の実現に貢献し、今後のさらなる活躍が期待される個人への『HAPPY WOMAN賞』と、女性を応援する商品やサービスを展開し、女性の活躍推進に貢献した企業への『女性応援ブランド賞』が設けられている。
KYOJO CUPは今回の受賞を発表するリリースにて、以下のように謝意を記している。
「ここまで8シーズン、モータースポーツ界で女性のエンパワーメントを目指し続けてきた活動と、それを支えてきたファンの皆様のご支援が、HAPPY WOMAN実行委員会に高く評価していただけたことに心より感謝いたします」
「この受賞をきっかけに、さらに多くの人々に女性レーシングドライバーの活躍を応援していただき、さらには女性ドライバーが育つことでモータースポーツ界、ひいては自動車業界にも大きく貢献できる可能性があることを感じていただければ幸いです」
そして、KYOJO CUPを創設し、現在もプロデューサーとしてシリーズの発展に尽力する関谷正徳氏を「国際女性デー『HAPPY WOMAN AWARD』の女性応援ブランド賞に選んでいただき、大変名誉で光栄に思います。心より感謝申し上げます」とはじめ、その想いをコメントしている。
「『モータースポーツの中に女性が輝ける世界を作る』。この思いで2017年にKYOJO CUPを立ち上げました。今回の受賞が今後さらに活動を広げていくためのきっかけのひとつとなり、KYOJO CUPが大きく前進することを嬉しく思っています」
「自動車という道具を使うモータースポーツは、なかなかスポーツであるという理解を得にくい競技です。しかし、極限状態のなかで自らの身体能力を発揮して運転技術を競うことはまさにスポーツといえます」
「自動車産業は日本の基幹産業です。その自動車を使ったスポーツに、より多くの女性に参画してもらうことは、日本にとっても大切なことです。KYOJO CUPが世界中の女性の目標となる競技へと成長していくことを目指し、さらに尽力していきたいと思います」
今回の『第9回国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2025』において表彰される『HAPPY WOMAN AWARD』では、『女性応援ブランド賞』としてほかにも『森永乳業株式会社』、『株式会社ワコール』、『株式会社ファミリーマート』、『株式会社ヴァンドームヤマダ』、『Flora株式会社』の5社が受賞。個人を対象とした『HAPPY WOMAN賞』には、板谷由夏氏(俳優)、平原綾香氏(シンガーソングライター)、坂本美雨氏(ミュージシャン)、IMALU氏(タレント)、河野恵美子氏(外科医)、本目さよ氏(一般社団法人WOMAN SHIFT 代表理事)の6名が選出されている。
2025年には新たにフォーミュラマシン『KC-MG01』の導入を予定しているKYOJO CUPは、2月20〜21日にかけて富士スピードウェイで第1回合同テストを実施。新シーズンへ向けた走行が始まったタイミングで、新章の開幕に華を添える『HAPPY WOMAN AWARD』の受賞となった。
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