「耐え難かった」三笘薫への危険タックルで物議を醸したDFが人種差別の被害に 所属クラブも声明を発表「調査する」

2024年2月21日(水)18時0分 ココカラネクスト

三笘への危険タックルは批判されてしかるべきだが、人種差別は決して許されないことだ(C)Getty Images

 現地2月20日、シェフィールド・ユナイテッドのDFメイソン・ホルゲートは、インスタグラムを更新し、前々日のプレミアリーグ第25節・ブライトン戦で物議を醸した自身の危険プレーについて謝罪。その上でSNS上に人種差別的なメッセージが多数届いたとも報告し、さらに所属クラブがホルゲートの訴えを支持する声明を発表した。

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 ことの発端は、現地18日に行なわれたブライトン戦でのワンシーンだ。試合序盤の13分、日本代表MF三笘薫に激しいタックルを仕掛けた際にホルゲートの足裏がひざ付近を直撃。一度はイエローカードが提示されたが、VARの結果レッドカードで一発退場に。危険性の高いプレーとして、日本だけでなく世界中から非難の的となっていた。

 今回の投稿では、「チームメイトやクラブ、ファンを失望させたこと、そして私がしてしまったことについてただただ謝るしかない」と綴ったホルゲート。「ただ、この48時間は耐えがたかった…。ソーシャルメディアに絶えず人種差別的な書き込みが…。これがその一部だ!」と続け、実際に届いたメッセージ内容を公開している。

 掲載された動画には、数々の罵詈雑言がまとめられており、一部でその内容がかなりエスカレートしているようだ。続く文面では、「スポーツとしても社会としても、我々はもっと人種差別に対して取り組み、何らかの結果をもたらす必要がある!」と強く主張。最後は、「#SayNoToRacism」とハッシュタグを添え、人種差別反対の声を上げた。

 また、所属クラブの公式インスタグラムは、「日曜のブライトン戦でホルゲートが受けた人種差別に対し、可能な限り強い言葉で非難する」と声明を発表。「我々は彼をサポートし、ソーシャルメディア上で明るみに出したことを称賛する。クラブは関係機関と協力して調査を行なう。私たちのゲームに人種差別の余地はない」と綴っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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