三笘薫へのタックルで退場のホルゲートが人種差別被害に…クラブも声明で非難

2024年2月21日(水)12時20分 サッカーキング

三笘へのタックルで退場となったホルゲート [写真]=Getty Images

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 三笘薫へのタックルで一発退場となったシェフィールド・ユナイテッドに所属するイングランド人DFメイソン・ホルゲートが人種差別被害を受けているようだ。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグ第25節が18日に行われ、シェフィールド・ユナイテッドはブライトンと対戦し、0−5で大敗。13分にホルゲートが三笘に激しいタックルを仕掛けると、勢い余って足裏が三笘のひざあたりに直撃してしまい、一発退場となったことが試合展開に大きな影響を与えていた。

 試合後、シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督はホルゲートがチームに謝罪したことを明かしていたが、悪質性の高いタックルと判断されたことから大きな波紋を呼んでいた。

 そんなホルゲートは世界中から大きな批判を浴びせられている模様で、自身の公式インスタグラムを更新し、実際の投稿を多数添付した動画とともに、人種差別被害を受けていることを明らかにした。

「週末や今週も個人的にチームメイト、クラブ、ファンを失望させてしまったことについてはお詫びすることしかできない。しかし、この48時間は耐え難いものだった…。僕のソーシャルメディア全体で絶え間なく続いている人種差別的な虐待…。ここでメッセージの一部を紹介する! スポーツ、社会として僕たちはもっと取り組む必要があり、人種差別に影響を与える必要がある!」

 さらに、この事態にシェフィールド・ユナイテッドも「シェフィールド・ユナイテッドは日曜日のプレミアリーグでのブライトン戦後にメイソン・ホルゲートが受けた人種差別的虐待を可能な限り最も強い言葉で非難する。私たちはメイソンをサポートしており、ソーシャルメディアでこのことを明るみに出した彼を称賛している。クラブは関係機関と協力して調査する。私たちの試合に人種差別が入る余地などない」と声明を発表している。

 また、シェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍中のホルゲートの保有元であるエヴァートンも以下のように声明を発表している。

「エヴァートンはメイソン・ホルゲートが受けた人種差別的かつ差別的な虐待を強く非難する。そのような虐待は卑劣であり、容認されないし、容認されるべきでもない。クラブは全面的にメイソンをサポートし、声を上げた彼の行動を称賛している。私たち全員がそのような行為をソーシャルメディアのプラットフォームや当局に報告して、ゼロ寛容の姿勢をとらなければならない。オンラインでも、私たちのスタジアム、コミュニティでも、人種差別の居場所などはない」


【ハイライト動画】シェフィールド・ユナイテッドvsブライトン

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