ドジャース期待の23年11勝右腕が負傷交代 昨季21本塁打の170キロの打球が顔面直撃…球場騒然
2025年2月21日(金)6時32分 スポーツ報知
打球が頭部に直撃して降板するドジャース・ミラー投手と、奥で心配そうに見つめる佐々木朗希投手らナイン(カメラ・竹内 夏紀)
◆オープン戦 ドジャース—カブス(20日、米アリゾナ州グレンデール)
ドジャースのR・ミラー投手(25)が20日(日本時間21日)、カブスとのオープン戦で負傷降板した。
3点リードの3回から今季実戦初登板。先頭打者を四球で歩かせると、盗塁を許して無死二塁。そして、2番・ブッシュへの4球目だった。昨季21本塁打の打球速度105・5マイル(約169・8キロ)の強烈なライナーが右の額を直撃。右腕はその場で倒れ込み、球場も騒然とした。
トレーナーらがマウンドに駆け寄ると、ミラーは自力で立ち上がり、ベンチまで歩いて帰ったが、そのまま降板。メジャーデビューの23年に11勝を挙げるも、昨季は不振でマイナー降格も経験。2勝に終わり、今季は復活を期す期待の剛腕に試練が襲いかかった。