オリックス・山岡泰輔のオンラインカジノ問題、球団社長「反省を」…賭博したかは明らかにせず
2025年2月22日(土)21時23分 読売新聞
山岡泰輔投手
オリックスの山岡がオンラインカジノサイトを利用したとして活動自粛となっている問題で、湊通夫・球団社長は22日、宮崎市内で報道陣に対応し、「(山岡は)プロ野球選手として模範となる行動を取らないといけないという観点から、反省しないといけない」と語った。一方、山岡が賭博したかについては「警察に相談している」として明らかにしなかった。
球団幹部がこの日、キャンプ参加中の全選手に経緯を説明。海外でカジノのライセンスを取得するサイトのポーカーゲーム大会に参加した山岡は「違法性の認識はなかった」としているが、球団はコンプライアンス(法令順守)違反の疑いがあるとしており、選手らにも自覚を求めた。
日本プロフェッショナル野球組織(NPB)は12球団に対して、利用者の自主申告を要請。湊社長は「現状で(山岡以外の選手が利用したという)報告はない」としている。ヤクルトも選手、コーチ、スタッフを対象に回答を求めたところ、利用者の申告はなかったという。西武はキャンプ序盤の研修でオンラインカジノの問題を取り上げたといい、広池浩司・球団本部長は「きちんと調査する」と語った。広島の鈴木清明・球団本部長も「(自主申告が)もしあれば(NPBに)報告して調査をする」と話すにとどめた。