グリーンウッド、バルセロナ戦がキャリアの“試金石”に? 「クラブ上層部は敵であるにも関わらず…」

2024年2月23日(金)15時18分 サッカーキング

去就が注目を集めるグリーンウッド [写真]=Getty Images

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 ヘタフェのFWメイソン・グリーンウッドにとって、24日のバルセロナ戦はキャリアの“試金石”となるようだ。22日、スペイン紙『アス』が報じている。

 昨年5月に復帰したホセ・ボルダラス監督の下、“アンチ・フットボール”のスタイルを極めるヘタフェ。相も変わらず忌み嫌われているが、ここまで稼いだ勝ち点34・10位という成績は、降格圏と2ポイント差の15位で終えた昨シーズンと比べると、安定したパフォーマンスの証左と言えるだろう。また、個の充実ぶりが凄まじく、古参のGKダビド・ソリアは好守を連発している他、レアル・ソシエダから加入した左サイドバックのディエゴ・リコやセンターフォワードから左サイドハーフに新境地を開拓したハイメ・マタも活躍。そして、FWボルハ・マジョラルが得点ランキング2位の15得点を記録している。

 そんなヘタフェで、先のマジョラルとともに際立っているのがメイソン・グリーンウッドだ。昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル加入すると、攻撃の“幹”としてここまで公式戦24試合に出場し7得点5アシストをマーク。約1年半のブランクがあったにも関わらず、傑出のパフォーマンスを見せている同選手に対しては、アトレティコ・マドリードら複数クラブからの関心が取り沙汰されていた。

 そうした状況で迎える24日のラ・リーガ第26節バルセロナ戦は、グリーンウッドのキャリアを占う“試金石”となるようだ。『アス』によると、かねてより同選手獲得を検討しているクラブのひとつとされてきたバルセロナは、この一戦をある種のテストと位置付けている模様。同紙は「その日は“敵”であるにも関わらず、ブラウグラナの上層部は、このイングランド人ウインガーのパフォーマンスに目を光らせるだろう」と報じている。

 なお、保有元に復帰する可能性は低いと見られていたものの、マンチェスター・ユナイテッドの株主となったジム・ラトクリフ氏が「このクラブの選手であるから、公平な判断を下す必要がある」と明言しており、今夏の移籍市場で母国に復帰するのか、それともスペインの強豪クラブへとステップアップするのか、注目を集めることになりそうだ。

サッカーキング

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