ウイリアムズF1、F2レーサーのローランドをチームの公式ヤングドライバーに起用

2018年2月25日(日)11時59分 AUTOSPORT web

 ウイリアムズ・マルティーニ・レーシングは、F2レーサーのオリバー・ローランドを、2018年F1シーズンの公式ヤングドライバーとして起用した。


 2017年FIA F2チャンピオンシップで3位を獲得したローランドは、シミュレーター作業に従事してチームを支援するほか、今シーズンの若手ドライバーテストでチームの『FW41』をドライブするチャンスを得ることになる。


「ウイリアムズに公式ヤングドライバーとして加わることができて、とても誇りに思っているよ」と、過去にマクラーレンとレッドブルでもテスト経験のある25歳のローランドは語った。


「僕にとって素晴らしいチャンスだし、今シーズンの彼らのマシン開発を手助けするため、できる限り懸命に仕事に取り組むつもりだ」


「F1で役割を得ることをいつも熱望していた。ウイリアムズでそうすることができて、とても興奮している」


「彼らは若手のドライバーに向上するための機会を常に与えてきた。だから彼らに良い印象を与え、ドライバーとしてさらに成長できるかどうかは、僕次第だ」


「シミュレーターやテストでハードワークをこなして、チームを感心させたいと思っている。この先には間違いなくエキサイティングな挑戦が待っている。僕はチームとして、ウイリアムズが2018年にグリッド上でトップチームとのギャップを縮めるための作業を継続できるよう、手助けしたい」


 ウイリアムズでの役割と並行して、ローランドは2018年のWEC世界耐久選手権にLMP1クラスのTRSMレーシングから参戦し、さらに経験を積む予定だ。


 ウイリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウイリアムズは、次のように述べている。


「才能があり、高く評価されている若手ドライバーのオリバーの助力を得ることができて、とてもうれしく思っています」


「彼は多くのF1サーキットでのレース経験があります。彼の経験と知見が、現在行われているチームのエンジニアリング作業を完全なものにしてくれるでしょう。彼がウイリアムズに加わったことで、チームはさらに強化されると思います」


 マクラーレンのランド・ノリス、メルセデスのジョージ・ラッセル、ルノーのジャック・エイトケンといった、今年F1でサポートの役割を委ねられた英国出身ドライバーを代表する顔ぶれに、ローランドも名を連ねることになる。


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