「肩やばすぎ」と驚愕の声も 巨人正捕手争いに新風 爆肩を炸裂させた「第3の捕手」の存在

2024年2月27日(火)19時55分 ココカラネクスト

山瀬の肩の強さも注目されている(C)CoCoKARAnext

 2月27日に行われた日本ハムとの練習試合に巨人は5−3と勝利。4回のオコエ瑠偉の2ランなど集中打もあり、この回一挙4得点と固め打ち。対外試合負けなしだった日本ハムに土をつけた。

 またこの試合で光ったのは、先発マスクをかぶった高卒5年目捕手の山瀬慎之助にもあった。

【動画】座ったままストライク送球!山瀬の鬼肩を見よ

 1点をリードした4回の第2打席では二死三塁から適時打で追加点を奪って好機を拡げると、守りで魅せたのは7回の場面だった。一死一、二塁で泉圭輔の投球を受けると、座ったまま二塁へ牽制球。ボールはノーバウンドでストライク送球されると二走の水谷瞬があわてて戻りアウトになることはなかったが、レーザービーム炸裂に球場内からもどよめきが起こった。この様子が「DRAMATIC BASEBALL 2024」のX(旧Twitter)で公開されるとSNS上でもファンの間から「肩、やばすぎやろ」「次の正捕手いける!」など称賛の声が上がった。

 チームにとってもセンターラインの強化は重要課題とされる。今季の主戦捕手には昨年キャリアハイの16本塁打をマークした大城卓三が予想されている。さらに2番手として昨年サヨナラホームランも話題となった岸田行倫が控えるが、ここにきて「3番手」の山瀬も存在感を示してきている。

 星稜(石川)では奥川恭伸(現・ヤクルト)とバッテリーを組み、甲子園を沸かせた。名前からも分かるように幼少期から現監督に憧れてきたとあって、目指すは強打の捕手だ。

 オフには恒例となったソフトバンクの甲斐拓也に弟子入りし、捕手の基本動作やフレーミングなど、しっかり教えを受けてきた。

 虎視眈々と狙う扇の要。「令和の慎之助」が躍動するシーズンとなるか、正捕手争いも引き続き注目テーマとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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