3月12〜13日開催のスーパーGT岡山公式テストのエントリーが発表。両クラス合計で42台が参加

　スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは2月28日、3月12〜13日に岡山国際サーキットで開催する公式テストのエントリーリストを公開した。GT500クラスは15台、GT300クラスは27台の両クラス合計で42台がエントリーしている。

　2022年シーズン開幕を前にした初のスーパーGT公式テストとなる3月12〜13日の公式テスト。2021年度に引き続き、新型コロナウイルス感染防止策を講じた上で有観客での開催となることが岡山国際サーキットのオフィシャルホームページにおいてアナウンスされている。2022年シーズンのスーパーGTに参戦するGT500／GT300両クラスの多くのマシンが揃う姿を初めて見ることができる機会となりそうだ。

　GT500クラスはシーズンエントリーリストどおりの15台が参加する。一方、GT300クラスはシーズンエントリーリストとは異なるドライバーのエントリーも見受けられる。なお、2号車muta Racing GR86 GTが岡山公式テスト不参加となり、GT300クラスの参加台数は全27台となった。

　2月18日に発表された2022年シーズンの暫定エントリーリストでは車名、車両、ドライバーがTBN（後日発表）となっていたTEAM MACHは、トヨタ86 MCで参加となることが明らかとなった。ドライバーには冨林勇佑、甲野将哉、大島和也といったスーパー耐久シリーズで活躍する3名が名を連ねている。

　同じく、車名、そして第2ドライバーが未発表だったNILZZ Racingの48号車は植毛ケーズフロンティア GT-Rとなり、第2ドライバーに田中優暉が登録された。

　また、GT300クラスでは5チームが第3ドライバーを起用している。TANAX GAINER GT-Rは塩津祐介を、HOPPY GR Supra GTは土屋武士を、Arnage MC86は山下亮生を起用している。また、BMW M4 GT3は第2ドライバーのアウグスト・ファーフスが不参加となり、第1ドライバーの荒聖治と、第3ドライバーの近藤翼の2名ステアリングを握るようだ。

■2022年スーパーGT岡山公式テスト
GT500エントリーリスト（2月28日時点／編集部作成）

■2022年スーパーGT岡山公式テスト
GT300エントリーリスト（2月28日時点／編集部作成）