イガロ、加入後初得点を亡き姉に捧げる「僕たちはこの瞬間を待ち望んでいたけど…」
2020年2月28日(金)10時59分 サッカーキング
イガロは今冬、上海申花からレンタル移籍で「子どもの頃から好きだった」マンチェスター・Uへ移籍。ブルージュ戦で先発フル出場を果たすと、34分にフアン・マタの折り返しを押し込んで加入後初得点を記録した。そして、イガロはゴールパフォーマンスで、十字を切ると、ユニフォームの中に着ていたTシャツを披露した。
Tシャツには、イガロの姉メアリー・アトレさんの写真がプリントされていた。メアリーさんは昨年12月12日、カナダの自宅で突然倒れ、43歳の若さでそのまま帰らぬ人に。自身のスパイクにも姉の名前を刻んでいるイガロは、「Tシャツは僕の姉のためのものだよ」と試合後のインタビューでコメント。続けて次のようにも語り、特別な瞬間への想いを語った。
「彼女は僕の大事な人で、彼女はユナイテッドのファンでもある。僕たちはこの瞬間(マンチェスター・Uでの初得点)を待ち望んでいた。でも、僕が今ユナイテッドにいても、彼女はここにはもういない。だから、僕にとっては少し感情的な1点だった。僕は、僕が決めたすべてのゴールを彼女に捧げると自分自身に約束したんだ。彼女は天国から僕とマンチェスター・Uのことを見守ってくれているよ」