【スキー・ジャンプ】52歳の「レジェンド」葛西紀明が今季4度目の表彰台、同姓の葛西姉妹メダルも「メッチャうれしい!」

2025年2月28日(金)20時49分 スポーツ報知

一発勝負で3位となった葛西

 ◇宮様スキー国際競技会(2月28日、札幌・宮の森ジャンプ競技場=K点90メートル、ヒルサイズ100メートル)

 ジャンプのノーマルヒルは強風のため1回のみで争われ、52歳の葛西紀明(土屋ホーム)が3位に入って今季4度目の表彰台に立った。優勝は佐藤慧一(27)=雪印メグミルク=。女子は岩佐明香(28)=大林組=が制した。

 強風のため開始時間が大幅に遅れ、さらに不利な追い風にも遭った葛西は87メートルと飛距離を伸ばせなかったが、それでも技術と精神力で3位を確保。「追い風の中でも何とかいい方だったんじゃないかな」と胸をなで下ろした。

 試合前にうれしいニュースがあった。世界選手権(ノルウェー・トロンヘイム)の複合女子個人ノーマルヒルで同姓の葛西優奈が金メダル、双子の妹・春香(ともに東海大札幌—早大)も銅メダルを獲得。「葛西つながりでメッチャうれしい。(血縁関係はないが)『娘か?』とか言われたりして…。いいですよ、もう娘で」と大喜び。

 2日のラージヒルに向け「気持ち良く勝って(海外遠征の)コンチネンタル杯に行きます」とKASAI旋風を思い描いた。

スポーツ報知

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