ホンダF1田辺氏「雪の一日もうまく利用して、トロロッソとの実戦に向けて準備を進めた」

2018年3月1日(木)7時49分 AUTOSPORT web

 F1プレシーズンテスト3日目、スペイン・バルセロナは朝から雪が降る天候となり、トロロッソ・ホンダはインスターレーションラップ2周を走るにとどまった。


 カタルニア・サーキット周辺は雪景色となり、降雪のためメディカルヘリコプターが飛べるコンディションでなく、セッション開始は遅らされた。現地12時に走行可能となったものの、雨は降り続け、ウエットコンディションで非常に気温が低い状態だったため、この日を担当したブレンドン・ハートレーは、2周を走ったのみで、計測ラップは走らずに一日を終えた。


 走行を行うことはできなかったが、ピットにおいて時間を有効に使う努力をしたと、ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治氏は語った。


「まさかバルセロナで雪に降られるとは驚きましたね。残念ながら今日は貴重な走行時間を失いました。ですがそれはどのチームも同じです」と田辺氏。


「この状況下でも、データ分析を行ったり、トロロッソのエンジニアたちと連携してレースグリッド上の手順に取り組んだりと、時間を有効に利用しました」


「明日はまた雨になるという予報が出ていますが、気温は今日よりは上がるようなので、今年最初のテストの最終日にさらに周回を重ねたいと思っています」


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