パリ五輪高飛び込み銀メダル玉井陸斗、世界選手権へ決意「パーフェクトな演技で金メダルを獲得」高校卒業し立命大進学
2025年3月1日(土)18時10分 スポーツ報知
須磨学園高を卒業し、笑顔を見せるパリ五輪男子高飛び込み銀メダリストの玉井陸斗((カメラ・森脇 瑠香)
パリ五輪男子高飛び込みで日本史上初の銀メダルを獲得した玉井陸斗(18)=JSS宝塚=が1日、7月の世界選手権(シンガポール)と28年ロサンゼルス五輪での金メダルを誓った。
今月末の世界選手権選考会を兼ねた大会へ向け、苦手とする207B(後ろ宙返り3回半えび型)と、「失敗したイメージが大きく残っている」という東京五輪で予選、準決勝、決勝と失敗した307C(前逆宙返り3回半抱え型)も「今では安定してきた」と手応え。「完成度は100%に近い。パーフェクトな演技で金メダルを獲得したい」と、ロス五輪とのW優勝を目標に掲げた。
この日は兵庫・須磨学園高の卒業式に出席。3年間を「人生の中で一番成長できた時間。五輪でメダルなんて夢にも思ってなかった。飛び込み人生においていい経験を得た。すごく充実してました」と振り返った。4月からは立命大経済学部に進学。「幅広い分野に触れて、夢を見つけたい」と目を輝かせた。