巨人・中田翔 トークも絶好調! 指揮官からも信頼を高める「理由」

2023年3月3日(金)12時41分 ココカラネクスト

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 大将が本領発揮だ。巨人キャンプで2日に行われた紅白戦(那覇)に「白組・4番」として先発出場した中田翔(33)は2ー2で迎えた6回先頭の第3打席、代木大和(19)の直球を捉え、左中間へ豪快なアーチをかけた。

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 これが実戦1号、紅白戦とはいえ、豪快なアーチを目の当たりにした原辰徳監督も「新しい翔になったという感じがしますね。私もバッターだったから非常にワクワクするような感じで彼を見ています」と今春のキャンプの充実ぶりをたたえた。

 注目を集めたのは、一発後のコメントにもある。「1本出たというのはどうでもいいです。罰走がなくなった喜びのほうが塁を回っているときに大きかった」とユーモアを交え、語った。

 今キャンプ、紅白戦後に負けたチームは阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチの肝入りで、罰走が試合後に課せられている。これを受けての内容だった。

 今季で巨人に加入して3シーズン目となる。昨季は不振の岡本和真(26)に代わって第91代4番を務める時期もあるなど、存在感を高めた。

 さらなる爆発が期待される今季に向けては、指揮官からの信頼も勝ち取っているというエピソードもある。「原監督は中田に対して、打ちたい打順に関して意見を聞いています。もちろん最終的にバランスを見て決めるのは指揮官の仕事ですが、主力打者としてそこまで尊重しているという証にもなります」(放送関係者)

 中田の意中の打順は「3番」だという。昨オフにはチームと3年契約も結んだ。チームの顔として3年ぶりV奪回のキーマンとなれるか。今後も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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