広島ドラ1佐々木 勝利呼ぶマルチで県岐阜商の後輩・高木の決勝犠飛お膳立て
2025年3月3日（月）5時45分 スポーツニッポン
◇オープン戦 広島2—0楽天（2025年3月2日 倉敷）
広島ドラフト1位の佐々木（青学大）が、勝利を呼ぶ2安打を放った。前日の「7番・三塁」から一転、「7番・右翼」で先発出場。3回に1軍初安打を右前へ運ぶと、0—0の9回無死一塁では中前打でつなぎ、県岐阜商の後輩・高木の決勝犠飛をお膳立てした。
「昨日は打席の中で力みがあったので、意識的な部分を少し変えて。それが2本につながったかな…と」
1軍合流即出場となった前日は、緊張と力みから3フライアウトの無安打。青学大の1学年先輩で主将を受け継いだ楽天・中島から「早く打てよ」とハッパをかけられる中、「（内野の）間を強く抜ける打球を意識し」結果につなげた。
5回から中堅へ移った外野守備も無難に消化。「最初は秋山さんが凄く声をかけてくださった。先輩方のプレーを見ながら上達していければ」と前を向く。新井監督は「昨日より落ち着き、リラックスして打席に入っていたように見えた。（外野は）いろんな可能性を探し、準備をしておきたいということなので」と目を細めた。
