「プレステをやっているわけじゃない」…消極的との声にクロップが反論
2019年3月4日(月)11時25分 サッカーキング
この試合、リヴァプールはエヴァートン守備陣を最後まで攻略できず、スコアレスドローに終わった。優勝争いでもマンチェスター・Cに勝ち点で抜かれ、首位陥落。追いかける立場となったことから、試合後の記者会見では「もっとオフェンシブな戦いができたのではないか」「重要な勝ち点3を得るためにもう1人アタッカーを置けたのではないか」といった質問が飛んだ。これに対し、クロップ監督は真っ向から反論している。
「あなたの質問には本当に失望している。我々はプレイステーションをやっているわけじゃないんだよ。今日我々が十分なリスクを冒さなかったと思っているのかい? たやすいことだと意味しているようで、本当にがっかりさせる質問だ。私は『さあ、もっとリスクを冒そう。頑張ろう』と言っている。想像できるか? 我々が勝とうとしなかったドローなんてあったかい? どの試合なんだ?」
「もう1人アタッカーを出せば獰猛になっていたのか? あなたはまるでプレイステーションのように考えているよ。もう1人アタッカーを出せばフットボールは変わるのか? そうじゃない。我々は十分オフェンシブだった。フットボールというのはあのように機能しないものだ。我々は怖気づいてなんかいない」
クロップ監督はこのように語り、決して消極的な姿勢ではなかったと主張した。残り9試合でマンチェスター・Cとの勝ち点差はわずかに「1」であり、全く気に留めていない様子を見せている。
次節、リヴァプールは10日にホームでバーンリーと対戦する。