ソフトバンク・小久保監督「あと一歩で届かなかった日本一。その景色を今年こそファンの皆さまと一緒に」
2025年3月4日(火)21時27分 スポーツニッポン
◇オープン戦 ソフトバンク3—4ヤクルト(2025年3月4日 みずほペイペイ)
ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が4日、「シーズンスタートデー」と銘打たれたシーズン本拠最初の試合となったオープン戦のヤクルト戦後に改めて「日本一」を誓った。
みずほペイペイでの2025年最初の試合。オープン戦3試合目となったこの日のスタメンには柳田、近藤、山川ら主軸が名を連ね、いよいよ28日の開幕戦に向けて新たなステージを迎えた。
試合は、初回に先発の松本晴れが2点を失う展開となり、5回には牧原、6回にはリチャード、そして2点を追う8回には途中出場の石塚が第1打席で豪快なソロを左翼席に叩き込むなど3点を奪ったが1点届かずオープン戦2敗目を喫した。しかし、主力がまだ調整段階の中でリチャードや石塚がアピールに成功。9回には前田悠伍が登板し無失点に抑えるなど収穫もあった“本拠開幕戦”となった。
試合後には「シーズンスタートデーセレモニー」が行われ、整列した選手たちの前に立った小久保監督はキャンプを振り返り「昨年以上に選手たちのチーム内競争が激しく、投手、野手ともに数少ない枠を必死につかみ取る姿が印象的でした」と手応えを口に。そして、駆け付けた多くのファンに向けて「チームスローガン『PS!(ピース)』にもあるように、選手一人一人が優勝に向けてのピースになると、強い覚悟を感じます。昨年、あと一歩で届かなかった日本一。その景色を今年こそファンの皆さまと一緒に見てみたい。そう強く思っています。最後になりますが、2025年シーズン、熱い応援よろしくお願いいたします」と力強く誓った。