PSGからの関心報道も…R・レオン、ミラン残留を宣言「僕の気持ちがここから離れることはない」

2024年3月5日(火)6時0分 サッカーキング

ミランの背番号10を託されたR・レオン [写真]=Getty Images

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 ミランに所属しているポルトガル代表FWラファエル・レオンが、イタリアメディア『コリエーレ・デラ・セラ』を通して、“残留”を宣言した。

 現在24歳のR・レオンは、母国スポルティングのアカデミー育ちで、フランスのリールを経由し、2019年夏にミランへやって来た。加入当初はパフォーマンスに波があり、安定感を欠いていたものの、時間の経過とともに欠かせない存在へと成長を遂げる。2021−22シーズンには公式戦通算42試合の出場で14ゴール12アシストをマークし、ミランにとって11シーズンぶりの“スクデット”獲得に大きく貢献。今季からは“ロッソネロ”の背番号10を託されており、ここまで公式戦33試合に出場して9ゴール8アシストを記録している。

 押しも押されもせぬミランの“エース”に成長したR・レオンについては、現在パリ・サンジェルマン(PSG)からの関心が報じられている。PSGは来夏の移籍市場でフランス代表FWキリアン・エンバペのレアル・マドリード移籍が濃厚となっており、同選手に代わる“エース候補”として、R・レオンに関心を示しているようだ。

 だが、R・レオンは自身の言葉で“移籍の噂”を否定した。4日、R・レオンは自身初の自伝『スマイル』の出版を受け、『コリエーレ・デラ・セラ』のインタビューに応じた。その中で、来季以降の去就に話題が及ぶと、「僕の未来はミランにある」と発言。次のような言葉でミランへの愛着を表現し、PSG行きの噂を一蹴した。

「今、僕はここにいるし、今季が終わっても契約はあと4年間も残っている。ミランは、僕が非常に苦しんでいた時に手を差し伸べてくれたクラブだ。僕はその時のことを一生忘れない。忠実な人間なんだ」

「僕は少年としてミラノへ来たが、ここでは男としても、サッカー選手としても大きく成長することができた。再びここで勝ち獲りたいものもある。僕の気持ちがここから離れることはない」

 また、R・レオンはかつてミランで共闘した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ氏についても語った。かつてはミランの絶対的なストライカーで、現在はクラブのオーナーシップ・アドバイザーを務める“王様”は、R・レオンを「アイツは天才だ。ピッチ上では他の選手には見えないものまで見えている」と称賛していた。その発言について問われると、ミランの背番号10は今現在もイブラヒモヴィッチ氏から大きな影響を受けていることを明かしている

「僕は天才なんかじゃないよ。でも、彼にそう言ってもらえるのは素直に嬉しいね。なぜなら、彼は僕のレベルを非常に上げてくれた存在なのだから。彼はサッカー面だけでなく、あらゆることについて話してくれる。サッカー選手としてだけでなく、1人の人間としても僕を助けてくれた。彼は僕にとって、非常に重要な存在だ。共にプレーしていた時もそうだったし、現役を引退した今もそうだ」

 ちなみに、インタビューの中で自身にとっての“アイドル”が誰かを問われたR・レオンは「クリスティアーノ・ロナウド。子供の頃はロナウジーニョだった」と回答。サッカー界以外では「ボブ・マーリーかな。彼のタトゥーもあるんだ」と話した。

サッカーキング

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